この記事でわかること
- ハイローオーストラリア日本撤退の噂の原因
- 拠点変更後の新口座への移行方法
- ハイローオーストラリア日本撤退に備えた対策方法
どうも、あつしです。
「海外バイナリーオプション業者のハイローオーストラリアが日本から撤退する。」
ハイローオーストラリアでバイナリーオプション取引を行うトレーダーなら、一度はこの情報を耳にしたことがあるはずです。
ハイローオーストラリアは他のバイナリーオプション業者と比較しても、出金対応が迅速且つペイアウト率が高い優良業者、というのはあなたも既にご存知ですよね。
日本で取引を行うバイナリーオプショントレーダーとしては、そんな業者が日本から撤退してしまうとなれば、これまでにない大損害となるのは間違いありません。
今回はそんなハイローオーストラリアの日本撤退の真相と原因、撤退した場合の対処方法までしっかりと解説していきます。
目次
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ハイローオーストラリアの日本撤退は本当にありえるのか
早速ですが、海外バイナリーオプション業者「ハイローオーストラリア」の日本撤退はありえるのか、その結論について私の見解をお伝えさせて頂きたいと思います。
その答えですが…
SNSや他サイトでは様々な噂が蔓延していますが、現段階ではハイローオーストラリアの日本撤退を心配する必要はないです。
ハイローオーストラリアは、日本国内でバイナリーオプションサービスを開始してから、既に10年以上の歳月が経過している超老舗のバイナリーオプション業者です。
そして、ハイローオーストラリアは国内海外合わせた全てのバイナリーオプション業者の中で、最も多くの顧客を保有するバイナリーオプション業者となっており、その規模は他の業者とは比べ物になりません。
これが何を意味するのかというと、日本国内からハイローオーストラリアが撤退する時、それは日本からバイナリーオプションが消え去るという事と同じ意味なのです。
これまで日本では様々な投資方法が出現してきましたが、その一つの投資方法が跡形もなく無くなってしまうということは、可能性としては極めて低いと言えますね。
ハイローオーストラリア日本撤退の噂の原因
では次に、海外バイナリーオプション業者「ハイローオーストラリア」の日本撤退の根本的な問題を解決していきましょう。
根本的な問題とは「なぜハイローオーストラリアが日本から撤退するという情報が巷に広がったのか?」ということですね。
これはあくまで私の考察ですが、ハイローオーストラリアが日本から撤退するという情報が巷に広がった原因は、以下の10個の出来事によるものと予想します。
ひとつずつ詳細をお話していきましょう。
撤退情報の原因① バイナリー法改正
ハイローオーストラリアが日本から撤退するという噂が広まったまず1つ目の原因は「バイナリー法改正」によるものです。
法改正という言葉だと少し難しく聞こえると思いますが、噛み砕くと2013年に日本の金融庁がバイナリーオプション取引のルールに規制をかけたということです。
法改正前の日本のバイナリーオプション取引ルールは、非常にシンプルでした。
法改正前のルール
・チャートは上がるか下がるか。
・取引回数に制限ナシ。
ですが、日本の金融庁はこの取引ルールはギャンブル性が高く、国民にとって不利益になるという判断を下し、2013年以降の取引ルールに多くの制限を加えたのです。
例えば「取引回数に制限がないと自制が効かなくなってしまうため、取引間隔を最低2時間は設ける」などのルールです。
(日本国憲法である言論の自由の力を借りて発言しますが、はっきり言ってこの規制は私にとって迷惑極まりない。笑)
ですが、ハイローオーストラリアの取引ルールには「取引間隔を最低2時間は設ける」なんてルールはありませんよね…?
ここがミソです!!
ハイローオーストラリアはご存知の通り、海外業者のため日本のバイナリーオプションルールは適用されないのです。
トレーダーの思考回路
ハイローオーストラリアは日本の取引ルールが適用されない?
↓
だから、日本の金融庁に未登録の状態になってるのか!
↓
それなら金融庁がハイローオーストラリアを日本から追放するかも…。
↓
日本から撤退してしまうー!!
1つ目のハイローオーストラリア撤退の噂の原因は、大体こんな感じですね。
「というか2013年って古くね?」
そう思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はハイローオーストラリアの日本撤退の噂は、この頃から騒がれており、今になって始まったことではないんですね。
このバイナリーオプション法改正の詳細は、以下の国内バイナリーオプション業者と海外バイナリーオプション業者の違いを解説した記事で詳しく説明しております。
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撤退情報の原因② 他海外業者の日本撤退
次に考えられるハイローオーストラリアが日本から撤退するという噂が広まった原因は「他海外業者の日本撤退」です。
現在の海外バイナリーオプション業者は、ハイローオーストラリアを含めても両手で数えられるほどの数の業者しか、日本国内では取引サービスを行なっていません。
ですが、先ほどのバイナリーオプションの法改正前は、現在と比較すると数多くの海外バイナリーオプション業者が日本でサービスの運営をしており、それはそれは大きな盛り上がりを見せていました。
ですが、法改正後は次々と海外バイナリーオプション業者が日本での取引サービスを中止し、撤退をしていったのです。
その理由は定かではありませんが、法改正によるものというより、詐欺性が高い業者が一斉に金融庁に摘発されたか、ハイローオーストラリアのシェアが大きくなり経営が傾いたかのどちらかだと予想します。
いずれにせよ、他の海外バイナリーオプション業者の撤退行為が、ハイローオーストラリアの日本撤退の噂に拍車をかけたのはほぼ間違いないと言えるでしょう。
撤退情報の原因③ 口座凍結等の取締強化
3つ目に考えられるハイローオーストラリアの日本撤退の噂が広まってしまった原因は「口座凍結等の取締強化」です。
ハイローオーストラリアは2010年のサービス開始から、高いペイアウト率とその信頼性で年々多くのバイナリーオプショントレーダー顧客を着々と増やし続けています。
それに従って、ハイローオーストラリアが定める利用規約や法的に認められていない方法でバイナリーオプション取引を繰り返す、悪質なトレーダーも増えてきました。
例を挙げると、自動売買の利用やハイローオーストラリアの取引口座の複数所持、マーチンやスキャルピングの乱発などです。
こういった悪質なトレーダーが増えると同時に、ハイローオーストラリアはトレーダー達をより厳しく取り締まるようになり、規約違反者には口座凍結や強制退会といった厳しい処置を下すようになりました。
そして、その光景を見たハイローオーストラリアでバイナリーオプション取引を行うトレーダー達が「ハイローオーストラリアは取締りが厳しくなって撤退が近付いてきている」と勘違いしてしまったのです。
ですが、私が考察するにハイローオーストラリアが規制を厳しくしたのは、お伝えしたように悪質なトレーダーが増えてきたからであって、撤退とは関係ありません。
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撤退情報の原因④ 公式アプリのサービス終了
次にご紹介するハイローオーストラリアの日本撤退の噂が広まってしまった原因は「公式アプリのサービス終了」です。
ハイローオーストラリアが日本でバイナリーオプションサービスを始めたばかりの頃は、AppStoreやGooglePrayでハイローオーストラリアの公式アプリをダウンロードすることができたのはご存知でしたか?
ですが、2018年10月にその公式アプリをAppStoreやGooglePrayでダウンロードすることが不可能となり、今はハイローオーストラリアの公式サイトでAndroid版アプリのみが配信されているという状態です。
実はこの公式アプリが姿を消した辺りから、ハイローオーストラリアの日本撤退の噂がどんどん世に広まっていったのです。
たしかに公式アプリがいきなり姿を消してしまったら、誰でも撤退してしまうんじゃないかと勘違いしてしまいますよね。笑
公式アプリが消えた理由は定かではありませんが、バイナリーオプションの法改正後から海外バイナリーオプション業者の取引規制も厳しくなっており、それがハイローオーストラリアの公式アプリが姿を消した大きな原因の一つと言えるでしょう。
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撤退情報の原因⑤ 動画配信者の情報拡散
さて、もう少し続きますよ。
5つ目のハイローオーストラリア日本撤退の噂が広まった理由は「動画配信者の情報拡散」によるものと考えられます。
皆さんはYoutubeって見てますか?
Youtubeは恐らくほぼ全員が利用していると思いますが、そのYoutubeでハイローオーストラリアの日本撤退やサービス終了の動画を調べてみると、腐るほど撤退に関する動画が投稿されていると思います。
ですが、その内容の詳細をよく見てみると、最後は詐欺ツールやコンサルの紹介ばかりで、恐らくハイローオーストラリアの日本撤退情報は再生回数が稼げるためそれを釣りに情報拡散しているのでしょうね。
Youtube等で発信されているハイローオーストラリアの撤退情報は、主にそういった商材販売目的なので信頼性はありません。
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撤退情報の原因⑥ サーバーエラーの発生
次に考えられる、ハイローオーストラリアの日本撤退の噂が広まった原因は「サーバーエラーの発生」というものになります。
これは本当に稀に起こることですが、たまにハイローオーストラリアの公式サイトはサーバーエラーが発生してしまって、一定時間ユーザーがアクセスできないという状況に陥ってしまうことがあります。
恐らく、このサーバーエラーによるアクセストラブルの発生も、ハイローオーストラリア撤退の噂が広まってしまった原因の一つなのではないかと私は考えています。
しかし、はっきり言ってこのサーバーエラーのトラブルは、ハイローオーストラリアの撤退とは何の関係性もありません。
ハイローオーストラリアは、数あるバイナリーオプション業者の中で最も多くの顧客数を抱える業者なので、その分アクセスも集中しやすくなり、そのアクセス集中がこのトラブルを生み出してしまうのです。
アクセストラブル以外にも、ハイローオーストラリアで起こりうる可能性のあるエラーは存在しますが、その全てにおいて撤退と紐放ける必要はありませんからね。
ハイローオーストラリアで発生する可能性があるバグの一覧と理由、対処方法の詳しい情報に関しては、以下をご覧ください。
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撤退情報の原因⑦ ツイッターの撤退情報
次にご紹介する、ハイローオーストラリアの日本撤退の噂が広まってしまった原因は「ツイッターの撤退情報」です。
ツイッターはご存知の通り、日本国内でも多くのユーザーが使用している大規模SNSのひとつで、そこに存在するユーザーの中にはこれまでご紹介したことが原因でハイローオーストラリアの日本撤退を信じきっている人も多く存在しています。
そういった方々がツイッター上で根拠のないハイローオーストラリアの日本撤退情報を拡散しており、その情報を見たほかの一般ユーザー達もそれを信じてしまうという状態が続いてしまっているのです。
ツイッターは一般ユーザーが情報を気軽に発信できる場で、さらに一般ユーザーの発信というだけで信憑性が増してしまい、一度撤退情報が広まってしまえばそれを正すのはもちろん容易ではありません。
しかし、当サイトをご覧になって頂いているあなたは「あくまでツイッターは一般ユーザーが情報を気軽に発信できる場」と考えて頂ければ、今後も間違った情報に惑わされることはないでしょう。
撤退情報の原因⑧ ネットにはびこる噂やデマ
8つ目にご紹介するハイローオーストラリア撤退の噂が広まってしまった原因は「ネットにはびこる噂やデマ」になります。
この原因に関しては、先ほどご紹介した、ツイッターの撤退情報と同じでは?と感じた方も多くいらっしゃるかと思います。
しかしツイッターとは違い、インターネット上でもハイローオーストラリアが撤退するという噂やデマが出回っているのです。
ハイローオーストラリアが撤退するという噂が出回る代表的なインターネットサイトとして挙げられるのが「2ちゃんねる(5ちゃんねる)」というサイトになります。
この「2ちゃんねる(5ちゃんねる)」は気軽に誰でも書き込みが出来るという事もあり、ハイローオーストラリア撤退の情報についてもたくさんの投稿が存在します。
実際に私が2ちゃんねる(5ちゃんねる)を確認した所、やはりかなりの数のハイローオーストラリア撤退についての信憑性にかける書き込みを見つけることができました。
そして、このような信憑性にかける書き込みを見て信じてしまった方が、さらに書き込みをするという負の連鎖が起きてしまい、ハイローオーストラリアの撤退の噂が広がってしまったのかもしれません。
さらにもう一つ、ハイローオーストラリアが撤退するという噂が出回っている代表的なインターネットサイトとして挙げられるのが「知恵袋」というサイトです。
このサイトに関しては、ご存知の方も多いと思いますが、一般ユーザーが投稿する質問に対して、その質問を見た一般ユーザーが回答を行うといった、かなり長い歴史を持つ老舗のインターネットサイトです。
しかし、この知恵袋に存在している回答は、あくまで一般ユーザーが持論を交えて回答しているものなので、決して全ての回答が正しいというわけではありません。
知恵袋のハイローオーストラリア撤退情報に関しても実際に確認してみたところ、やはり「ハイローオーストラリアは日本から間違いなく撤退する」などという書き込みがしっかりと存在しておりました。
しかし、そういった回答の投稿日を確認してみると、数年前に投稿されているものが多い状態になっているんですよね…。
もし仮にこういった書き込みが真実ならば、とっくにハイローオーストラリアは日本から撤退しているはずなのです。笑
インターネットでハイローオーストラリアに関する情報を調べる際は、信憑性のない書き込みを鵜吞みにするのではなく、ハイローオーストラリアについての知識を有する信頼性のあるインターネットサイトから正しい情報を仕入れるようにして下さい。
撤退情報の原因⑨ EUの取引全面禁止
ハイローオーストラリア撤退の噂を広めた次の原因は「EUの取引全面禁止」です。
実は、現在バイナリーオプション取引を正式に国で認めているのは、日本とアメリカの二つの国のみとなっております。
しかし、これは日本とアメリカ以外の国では取引ができないという意味ではなく、バイナリーオプションを禁止でもなければ認めている訳でもない、あやふやな状態の国が大半を占めているというのが現実です。
そんな中、2018年頃にEU(欧州)がバイナリーオプションの規制を強めたのです。
そして、真っ先にバイナリーオプションの全面禁止を行ったのはイギリスで、その後にドイツ、イタリア、フランスなどの様々な国が次々に全面禁止に踏み切りました。
このように世界各国でバイナリーオプション規制の動きがみられた事が、ハイローオーストラリアが日本から撤退するという噂に拍車をかけたのは間違いないでしょう。
しかし、バイナリーオプション取引を行なっているトレーダーの割合は、日本人とアメリカ人が多くを占めているので、これが原因でハイローオーストラリアが撤退してしまうという事はあり得ないと思います。
撤退情報の原因⑩ オーストラリアの規制強化
ハイローオーストラリアが日本から撤退するという噂が広まった次の原因は「オーストラリアの規制強化」になります。
ここまで日本金融庁のバイナリーオプション規制強化とEUのバイナリーオプション規制強化に関する情報はお伝えしました。
ですが、さらに2019年8月には、遂にハイローオーストラリアが運営拠点を置いていたオーストラリアも、バイナリーオプション取引の規制強化に動き始めたのです。
2019年8月にオーストラリア証券投資委員会が「バイナリーオプションの禁止及びCFDの取引制限に関する規制策案」という規制策を発表し、それと同時にハイローオーストラリア撤退の噂が加速しました。
後ほど詳しくお伝えしますが、ハイローオーストラリアはこの事態に対応するため、オーストラリアに置いていた運営拠点をマーシャル諸島共和国に移転したのです。
運営拠点の移転という対策を取ることにより、現在もハイローオーストラリアはこの影響を受けず、これまで同様に運営を行なえておりますので、今後もこれが原因で撤退するということは考えにくいでしょう。
撤退情報の原因⑪ 取引口座の口座移行
ハイローオーストラリアが日本から撤退するという噂が広まった最後の原因は「取引口座の口座移行」によるものです。
『2019年6月16日』
これがなんの日だかお分かりですか?
これはハイローオーストラリアの取引口座の移行作業が行われた日、そして多くのトレーダーがパニックに陥った日です。笑
積み重なる撤退の恐怖に追い打ちをかけるように口座移行が行われ、ハイローオーストラリアのバイナリーオプショントレーダー達はSNSなどで大騒ぎ状態でした。
では、なぜハイローオーストラリアは口座移行を行なったのでしょうか…?
既に予想が付くという方も多いとは思いますが、次の章では気になるその口座移行の理由を詳しく解説していくとしましょう。
ハイローオーストラリアが口座移行を行なった本当の理由
ハイローオーストラリアが口座移行を行なった理由は以下の3点が挙げられます。
- 運営拠点の移転
- 移転に伴う運営会社の変更
- 移転に伴う運営サイト移設
ハイローオーストラリアはこれまで運営拠点をオーストラリアに置いていましたが、口座移行と同時にマーシャル諸島共和国という場所に運営拠点を移転しました。
また、その際に運営会社も「HighLow Markets Pty Ltd」という会社から「HLMI Ltd」に変更されているのです。
なぜハイローオーストラリアが運営拠点と会社名を変更したのかというと、ハイローオーストラリアを運営していた「HighLow Markets Pty Ltd」が、アメリカと日本を除く国へのバイナリーオプションサービスを撤退させてしまったからなんです。
「HighLow Markets Pty Ltd」がオーストラリアと日本を除く国へのバイナリーオプションサービスを中止した原因は、オーストラリア金融庁の規制が厳しくなりサービス提供が困難になったからなのだそう。
そのため、マーシャル諸島共和国の事業会社法から許可を受けている「HLMI Ltd」に運営を任せたということなんですね。
それと同時に運営サイトも移設が行われ、取引画面のURLに変更がありました。
変更前:https://jp.trade.highlow.net/
変更後:https://trade.highlow.com/
変更前のサイトURLからログインしようとしても、上記の画像と同じ画面が表示され、自動的に変更後のURLに飛ばされるようになっているのが確認できます。
※現在は変更前サイトURLは使用不可で、変更後サイトURLのみ利用が可能です。
ハイローオーストラリアの口座移行方法
ではここで、ハイローオーストラリアの口座移行方法をお伝えしておきましょう。
といっても口座移行の方法は、とても簡単なので1分もあればすぐに完了しますよ。
ではまず、旧ハイローオーストラリアのサイトでログインを行いましょう。
旧ハイローオーストラリア公式サイト(現在は新サイトのみアクセス可能)
そして、以下のような画面が表示されたら「①利用規約に同意する」にチェックを入れて「②口座を移行する」というボタンを押すだけ。これだけで完了です。
ですが、口座移行を行う際には「契約条件・目論見書・個人情報保護方針」をきちんと確認するようにしてくださいね。
ご紹介した口座移行方法は、2019年6月以前にハイローオーストラリアに口座開設を行なった方限定の方法で、それ以降に口座開設を行われた方は、口座移行を行う必要はありませんので、ご安心ください。
※現在、口座移行作業は利用できなくなっております。口座移行作業が間に合わなかった方は、再度ハイローオーストラリアに新規口座開設申請を行なってください。
口座移行が間に合わなかった方
口座移行による取引への影響
ここで一点気になることがありませんか?
この口座移行を行なった場合に我々に発生する取引への影響はあるのか、ですね。
私自身で口座移行後に様々な機能などを見比べてみたのですが、結果的に特に取引へ影響する内容はありませんでした。
ですが、Turbo系取引のペイアウト率が一定期間上昇するという口座移行キャンペーンが行われていたので、こちらはTurboで取引する方にとってはお得ですね。
30秒Turbo | 1.95倍→2.00倍 |
60秒Turbo | 1.90倍→1.95倍 |
3分Turbo | 1.86倍→1.90倍 |
30秒Turboスプレッド | 2.00倍→2.20倍 |
60秒Turboスプレッド | 2.00倍→2.10倍 |
3分Turboスプレッド | 2.00倍→2.05倍 |
そのほかの変更点は操作方法はもちろんのこと、ペイアウト率の低下なども一切ありませんので、ご安心ください。
ひとつ変更があるとしたら、ロゴマークの右側に.comがくっついてました。笑
※現在はさらにペイアウト率が変更されています。ペイアウト率変更の最新情報に関しては、以下の記事をご確認ください。
-
【最新情報】ハイローオーストラリアのペイアウト率変更の内容と対策方法
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ハイローオーストラリア日本撤退情報の総括
ハイローオーストラリア撤退の噂が広まった原因はご理解頂けたと思うので、話を本題に戻してハイローオーストラリア日本撤退の真相をもう一度まとめておきますね。
ハイローオーストラリアの撤退を心配する必要は、まったくありません!!
たしかにハイローオーストラリアは2019年6月の口座移行で、日本とアメリカ以外の国からはバイナリーオプションサービスを中止、つまり事実上撤退をしています。
ですが、逆を返してみると日本では意地でも続けてやるってことなんですよね。
ではなぜ他の国からはバイナリーオプションサービスを撤退したのにも関わらず、日本とアメリカでは撤退しなかったのか?
その答えは非常に簡単で、ハイローオーストラリアのトレーダー割合を日本人とアメリカ人が多く占めているからですね。
当記事をご覧になっているあなたも数あるバイナリーオプション業者からハイローオーストラリアを選んだように、他の多くのバイナリーオプショントレーダーも同じくハイローオーストラリアを選んでいます。
その理由はやはり、バイナリーオプション業者の中でもトップクラスのペイアウト率の高さや、出金・入金のスピード、ほかの海外バイナリーオプション業者よりも信頼性が高いからというのが理由でしょう。
その他にも、新規口座開設で得られるキャッシュバックが非常に豪華であったり、出金条件のハードルが低いなど、初心者でも安心して取引が行えるのも理由です。
やはり日本人という人種は他国の方々より、安定や安心といった、信用性を非常に重要視する文化があると私は思います。
そのような日本特有の文化にハイローオーストラリアはマッチしているので、数ある海外バイナリーオプション業者の中で最も高い人気を誇っているというわけですね。
なので、もし日本からハイローオーストラリアが撤退するとすれば、それはハイローオーストラリアが無くなる時なのです。
ということで、実際にハイローオーストラリアに日本撤退の真相を直接問い合わせてみたのですが、そのような情報は公開していないといった答えが返ってきました。
つまり、ハイローオーストラリアの公式運営者が出す日本撤退の噂の真相は「俺らはそんなこと言ってないぜ、どこ情報だよ」といった感じなんですよね。笑
もし本当にハイローオーストラリアが日本から撤退するとなれば、その前に日本国内のバイナリーオプション業者に規制がかかるなど、何らかの前触れがあるはずです。
あなたと同じバイナリーオプショントレーダーとして、ハイローオーストラリアの撤退が怖いという気持ちもよくわかります。
でもね、心配しても仕方ないです。
稼げる間に一緒に稼いでいきましょ!!
ハイローオーストラリア撤退の噂は2014年から続いている?
ではここで、もう一つあなたに理解しておいて頂きたいことをお伝えしておきます。
それは「ハイローオーストラリアが日本から撤退する」という噂は、2014年あたりから今まで続いているということです。
そこで今回は、これまでのハイローオーストラリアの歴史を振り返りながら、日本撤退の噂の動向を年別に確認していきます。
2010年:ハイローオーストラリア誕生
海外バイナリーオプション業者のハイローオーストラリアが、初めて日本でバイナリーオプション取引サービスの運営を開始したのは、今から約10年前の2010年です。
この時、既にアメリカではバイナリーオプション取引が盛んに行われており、アメリカに次いで日本に上陸した形です。
しかし、サービスを開始したばかりの当時は、もちろん認知度が無いため全体の顧客数は少なく、インターネット上にも全くと言っても過言ではないほど、ハイローオーストラリアやバイナリーオプションについての情報は存在していませんでした。
ですが、この頃の日本国内ではFXの人気度が急上昇しており、それと同時に同じ為替相場を利用する投資方法のバイナリーオプション取引も、その波に乗って着々と知名度と顧客数を伸ばしていきました。
2013年:バイナリー法改正実施
ですが、ここで事件が起こります。
着実にバイナリーオプションの認知度と顧客数が伸びていく中、2013年に日本の金融庁がバイナリー法を改正し、取引方法への規制が一層強まってしまったのです。
バイナリー法改正については上記でも触れましたが、軽くおさらいすると、日本金融庁がバイナリーオプションの取引方法に規制ルールを設けたというものでしたね。
しかし、幸か不幸か分かりませんがこのバイナリー法改正をきっかけに、バイナリーオプション取引やハイローオーストラリアの認知度が更に高まってしまったのです。
もちろんそれと同時に、バイナリーオプション取引に興味を持ち、実際に取引を開始するトレーダーたちも増えていきました。
2014年:多くの海外業者が日本撤退
2014年、この状況を見兼ねた日本金融庁は、バイナリーオプション取引に対する取り締まりの更なる強化に踏み出します。
これを機に、日本金融庁は国内で営業を行う海外バイナリーオプション業者達に、勧告や撤退等の指導を行うようになります。
この措置はあくまで、日本以外の海外に拠点を置くバイナリーオプション業者に向けての規制で、国内バイナリーオプション業者に向けてのものではありませんでした。
実際にこの時期には、多くの詐欺業者に分類される海外バイナリーオプション業者達が日本からの撤退を余儀なくされました。
なので、この2014~2015年頃に初めてハイローオーストラリアも日本から撤退するのではないかという噂が広がったのです。
2018年:アプリサービスの終了
その事件から4年が経った2018年、ハイローオーストラリアがこれまで運営してきたiPhone版スマホアプリの提供を突如として終了し、撤退の噂はさらに加速します。
そして同年、そこに追い打ちをかけるように、ヨーロッパ各国がバイナリーオプション取引の全面禁止に踏み切ったのです。
ハイローオーストラリアの日本撤退の噂は、このあたりから本格的に騒がれるようになり、ツイッターやYouTube等で誤った情報を流す方も増えてきてしまいました。
2019年:取引口座の移行作業実施
ここまで来ればご存知の方も多いと思いますが、2019年にハイローオーストラリアでは運営拠点の移転を行うと同時に、取引口座の移行作業が一斉に実施されました。
ハイローオーストラリアが運営拠点を移転させた理由は、上記でお伝えしたようにオーストラリア金融庁がバイナリー取引法を強化してしまったのが理由でしたね。
ハイローオーストラリアの日本撤退の噂は、まさにこの年が絶頂期となっており、SNSでは多くのトレーダーがかなりのパニック状態に陥ってしまっていました。笑
2021年:撤退の噂は現在も続く
そして、2021年現在に至りますが、今もなおハイローオーストラリアの日本撤退の噂は続いてしまっている状態です。
もし仮に、ハイローオーストラリアの撤退の噂が真実ならば、ハイローオーストラリアはとっくの昔に撤退を実行しているのでは、なんて私は感じてしまいます…。
ハイローオーストラリアの撤退の噂を当時から信じている方は、約6年間この噂に惑わされている事になりますが、そこに頭を使うのはかなりの時間と労力の無駄です。
しかし、何事にも100%は存在しません。
次の章からは、仮にハイローオーストラリアが日本から撤退してしまった場合の対策方法などを解説していきたいと思います。
仮にハイローオーストラリアが日本を撤退しても取引可能?
記事の序盤でお伝えしたように、既にヨーロッパでは国からの規制を受け、ハイローオーストラリアが完全撤退をせざるを得ないという状況に陥ってしまっています。
ですが、ヨーロッパでは現在でもハイローオーストラリアの公式サイトにアクセスができ、そのまま取引を継続できているという情報も風の噂で流れてきたんですよね。
ということは、仮に日本国内でバイナリーオプション規制が厳しくなり、ハイローオーストラリアが撤退をせざるを得なくなった場合でも、現在のヨーロッパと同様にいつも通り取引ができる可能性が高いです。
なので、正直言って、バイナリーオプションの規制という言葉自体も、実はそれほどの効力を持たないのかもしれません。笑
さらにバイナリーオプションで蓄えた能力は、FXをはじめその他の投資方法に代用可能なので、今行なっていることやこれまでの経験は全く無駄にはなりません。
実際に、現在私はバイナリーオプションとFXの二刀流で取引を行なっておりますが、バイナリーオプションからFXトレードに移る際には、これまでのバイナリーオプション経験が非常に活かされました。
その結果、FXを始めてから今まで、損失を負ってしまった月はありません。
なので、これからもぜひバイナリーオプションを前向きに取り組んでいきましょう。
万が一のハイローオーストラリア撤退に備えての対策方法
最後は、【万が一】ハイローオーストラリアが日本から撤退してしまった場合に向けての対策方法をご紹介しておきます。
といっても、できることは数少ないです。
まずは出金に関して。
もし撤退してもきちんと出金はできるのかという心配があるかと思いますが、ハイローオーストラリアは他国から撤退する際には、事前に撤退のアナウンスをかけ、出金作業も滞りなく行なったそうです。
なので、もし撤退となった場合でも、出金の心配はさほど必要ないかと思います。
それでも心配という方は、ハイローオーストラリアの口座には大金を入れず、利益が出たら頻繁に出金を繰り返すなどの対策方法を取れば問題ないでしょう。
次に、私たちが取れる対策方法は「次の投資方法を探す」ということです。
FXなど他の商材に路線変更しても問題ありませんし、もちろん同じバイナリーオプションでハイローオーストラリアと同等に信用できる業者を探すでも構いません。
次を準備しておけば、万が一ハイローオーストラリアが日本から撤退しても、ダメージを最小限にすることは可能でしょう。
ハイローオーストラリア以外の海外バイナリーオプション業者ももっと頑張ってくれよってのが、正直な感想ですよね。笑
まとめ
今回はハイローオーストラリア日本撤退の噂の真相と原因、撤退した場合の対処方法までの全てを徹底解説していきました。
ハイローオーストラリアが日本から撤退するという情報が広まってしまった理由は、以下の10個が原因となっていましたね。
ですが、ハイローオーストラリアの公式運営に撤退情報の真相を確かめたところ「俺らはそんなこと言ってないぜ、どこ情報だよ。(本当はもっと丁寧です笑)」といった返答を頂くことができました。
なので、ハイローオーストラリアの撤退を心配する必要はないと言えるでしょう。
ですが万が一撤退となった場合に備えて、今回ご紹介した対処方法なども実施しておくと、より安心かもしれませんね。
それにしても、様々な評判や口コミがネット上に転がっているハイローオーストラリアですが、なんだかんだやっぱり数多くのバイナリーオプショントレーダー達から愛されているのがわかりますよね。
だって、みんな撤退を嫌がるんですから。
今回の記事では、やっぱりハイローオーストラリアは他の業者とは比較できないほどユーザーに愛されているということが、記事を書きながら再確認できました。
もしハイローオーストラリアの口座開設がまだという方は、当サイトでは口座開設方法の詳細に関してもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは、あつしでした。
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