この記事でわかること
- バイナリーオプションにおける資金管理の意味
- バイナリーオプションの正しい資金管理のやり方
- 資金管理の重要性と危険性
どうも、あつしです。
あなたはバイナリーオプションでトレードを行う際に、どういったことを基準にエントリー金額を決定していますか?
「え、適当なんだけど…」
そんな方は、ぜひ今回の記事を熟読してください。というか必ず熟読してください!
今回の記事でご紹介するのは、バイナリーオプションにおける資金管理の重要性と、実際の正しい資金管理方法に関して。
なぜ資金管理のことを今さらお伝えするのか、その理由は私自身が「ハイローオーストラリアでのバイナリーオプション取引は、資金管理の方法を間違わなければ初心者でも負けない」と考えているからです。
逆を返せば、バイナリーオプションで資金管理の方法を間違えると、初心者や勝率が高いプロ投資家など一切の隔たりなく、誰しもが簡単に利益を減らしていきます。
では、そんなとっても重要な資金管理のお話を進めていくとしましょう。
目次
目次
バイナリーオプションにおける資金管理とは?
まず初めに理解しておいてほしいことは、投資の資金管理とは「一回の取引金額をいくらに設定するべきか」ということを割り出していくとイメージしてください。
ですが、一回の取引金額を割り出すためには、必要な項目が大変多く存在します。
損益分岐勝率から割り出される見込み収支額はいくらなのか、その見込み収支額に追いつくには何回取引を行えばいいのかなど、洗い出せばもうキリがありません…。
FXや株式などの投資方法でそれを全て分析計算しようとすると、ミクロの世界になってしまい初心者だとお手上げ状態。笑
ですが、ここで朗報です。
バイナリーオプションにおける資金管理は、実はとっても簡単なんです!!
バイナリーオプションはFXや株式などの投資方法と違い、1度の取引に勝てば決まった一定額が利益となり、そして損失も一定額に固定されていますよね。
例えばハイローオーストラリアのHighLow取引だと、勝てばエントリー金額の1.85倍の利益/負ければエントリー金額分の損失になると必ず固定されています。
なので、バイナリーオプションで重視するべき資金管理項目は以下のたった1つ。
- 最大ドローダウン金額はいくらになるのか。
詳しくは次の章で解説していきましょう。
バイナリーオプションの正しい資金管理方法
では、実際にバイナリーオプションで行うべき資金管理の方法を見ていきましょう。
これから行っていくことは、最大ドローダウン金額を割り出し、それを使って1回のエントリー金額を算出することです。
では、始めていきましょう。
step
1最大ドローダウン金額を算出
まずは、あなたが実際に行なっている取引の最大ドローダウン金額を割り出します。
はい、頭に大量のはてなマークが浮かびましたよね。その原因はもちろん「ドローダウン」という言葉にあるはずです。
ドローダウンとは、一時的に最大資産から落ち込んだ場合の下落率を表します。
ここで初心者によくあるミスが、ドローダウンと最大連敗数を混同してしまうこと。
以下の図をご覧ください。
最大連敗数:3回(-30,000円)
最大ドローダウン金額:-41,500円
今回の最大ドローダウン計算方法
(-10,000)+(-10,000)+(-10,000)+8,500+(-10,000)+(-10,000)=41,500円
この図は、エントリー金額1万円でペイアウト率1.85倍の取引を10回行なった、Aさんの取引結果です。(統計学となるので、この取引結果数が多ければ多いほど、正確なデータの把握が可能となります。)
この取引結果を見ると、一時的に最大資産から落ち込んだ場合の下落率という意味が、なんとなく理解できますよね。
なので、間違っても最大連敗数と混同しないように過去の取引履歴を見返し、最大ドローダウン金額を割り出してみましょう。
この時点でこれまでのエントリー額がバラバラで計算が難しい方は、1エントリーを1万円と仮定して計算を行ってください。
step
21回のエントリー金額を計算
では次に、あなたがエントリーを行う際に、掛けるべき金額を計算していきます。
勘が鋭い方だと、もうその方法を思いついているのではないのでしょうか…?
といっても計算方法はとっても簡単です。
ここで先ほど見たAさんの取引結果を、もう一度見返してみましょう。
本当はもっと膨大な取引結果から算出したデータが好ましいですが、1万円取引を10回行なった際の最大ドローダウン金額は-41,500円でしたよね?
つまり、Aさんの取引ノウハウで1万円エントリーを続けていれば、今後もいつかは最大で41,500円の損失が出てくると予想することができます。
そして、バイナリーオプションに関わらず投資というものは、ご存知の通り口座残高が0円になると再度入金を行わない限り、ゲームセットとなってしまいます。
なので、Aさんの1回のエントリーは「41,500円以上の口座残高を入金した上で、1万円エントリーを続けていく」という取引方法が好ましいと見えてきます。
もしAさんが41,500円以上のお金を用意できず、その半額の20,750円しか口座に入金ができないという場合は、同時に1回のエントリー金額は5,000円とするべきです。
ですが、これはあくまで取引回数を最大限まで少なくし、あなたが理解しやすいようにと行なった簡易的な例となります。
実際のバイナリーオプション取引では、5連敗などは日常茶飯事で、1万円エントリーのドローダウン金額が-41,500円という少額になることはまずありえません。
どれだけ勝率が高い投資家でも、1万円エントリーを行えば最大ドローダウン金額は20万円以上となってくるので、そこを理解し正しいデータを算出してください。
正確な資金管理はバックテストが鍵
これでバイナリーオプションの資金管理の基軸(1回のエントリー金額を割り出す方法)はマスターできましたね。
ですが、先程の取引履歴を見ながらドローダウン金額を割り出すという段階で、何か感じることはありませんでしたか?
「取引履歴を統計学分析って言えるほど見る時間なんてないし、めんどくせー!」
こう思った方に私はこう返します。
「バイナリーオプションで利益を得たいのであれば、取引履歴も統計学並みに分析を行わなければいけませんよー!」
まあでも実際には厳しいですよね…。
それもわかります…。
なので今回はそんな方に向けて、バックテストという技術を簡単にご紹介します。
バックテストとは、あなたの取引ノウハウをプログラムコード化し、そのノウハウを過去10年などの実チャートに当て込み、勝率・最大ドローダウン金額・最大連勝数・最大連敗数など、様々な情報を自動で割り出すという便利な技術になります。
上記の画像は、実際にバックテストを使って様々な情報を取得した結果の画像です。
この技術を駆使すると、目視とは比較できないほど正確なデータを自動で取得することができ、資金管理に大いに役立ちます。
今回の記事ではバックテストに関しては詳しく解説しませんが、以下の記事で詳細に解説しているので、ご興味がある方は是非ご覧になってみてください。
ちなみに、私を含めて私の周りの勝てるプロ投資家達は、ほぼ全員このバックテストという技術を習得しているというのも同時に覚えておくようにしてください。
【初心者必見】バイナリーオプションのバックテストを身につける方法とは?
この記事でわかること バックテストの概要と必要性 バックテストを取る方法 バックテストのメリット・デメリット おすすめのバックテスト講座 どうも、あつしです。 突然ですが、あなたに質問があります。 あ ...
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資金管理の重要性と危険性
では次に、バイナリーオプションで資金管理を破ってしまうとどんな危険があるのか、またその危険性から見た資金管理の重要性を解説していきたいと思います。
資金管理を破るとは具体的にどういった行為を指すのかというと、決定した1回のエントリー金額を守らず、多額や少額の取引を行うという行為になります。
以下の図をご覧ください。
これはめちゃくちゃ極端な例ですが、Bさんは調子に乗ってエントリー金額を変更してしまったために、勝率は80%なのに収支はマイナスになってしまいました。
つまり、バイナリーオプションで資金管理を破るということは、利益を安定させるための勝率という大事な数値が全く効かなくなってしまうという危険性があるのです。
こんなことを繰り返していると、いつまで経っても安定した利益を出せる投資家にはなれず、永久に初心者投資家という枠から抜け出すことはできません。
巷にはマーチンゲールと呼ばれる取引方法も広まっていますが、これも負けた金額分を次のエントリー金額に増資するという、大変危険な取引方法となっているので、もちろんやめておいたほうが良いです。
やめておいた方が良いというより、マーチンゲール法を使った取引は大体のバイナリーオプション業者は禁止しており口座凍結の原因となるので、もうほぼ禁止と言っておいたほうが良いですかね。笑
どれだけチャートを分析し勝率が高かろうと、資金管理を怠ってしまえば、その時点でバイナリーオプショントレーダー失格ということを肝に命じておきましょう。
エントリー額を再設定するタイミング
「エントリー額を固定するのはわかったけど、いつまでその金額で取引するの?」
ではここからは、私が実際に行なっているエントリー金額の再設定方法をお伝えしましょう。といっても方法は簡単ですよ。
- 3ヶ月の期間が経過しているか
- エントリー額が口座残高の2%未満に達成しているか
私はこの二つの条件に当てはまったタイミングで、資金管理の再設定を行なっています。それでは一つずつ解説しますね。
まず「3ヶ月の期間が経過しているか」ですが、前回の資金管理計算から3ヶ月経っているかということを確認します。
それをクリアすると次は「エントリー額が口座残高の2%未満に達成しているか」ということをチェックしましょう。
これはどういう事かというと、例えば2021年1月に口座残高20万円/エントリー額1万円と設定したCさんがいるとします。
そうすると、2021年1月の段階では口座残高に対して、エントリー額が5%になっていることがわかると思います。
計算方法
1万円(エントリー額) ÷20万円(口座残高)=5%
そしてCさんは3ヶ月間コツコツと1万円取引を続けていると、その結果2021年4月には口座残高が50万円となっていました。
再度同じ方法で計算をしてみると…、エントリー額が口座残高の2%になりました。
これで、2つの条件をどちらも満たす事ができましたね。是非あなたもこの方法で資金管理の再設定を行なってみてください。
初心者へ送る正しいバイナリーオプションの取引方法
最後にバイナリーオプションを始めたばかりの初心者の方、これからバイナリーオプションを始めようと考えている方に向け、大事なことを一つお伝えしておきます。
バイナリーオプションはその簡単な取引ルールと超短期の取引時間から、すぐに利益を生み出せる投資方法と誤解をしている方が大変多くいらっしゃいます。
たしかにFXや株式などの他の投資方法と比べると、一定の勝率があれば爆発的に利益は増えていくことでしょう。
それでもやはり投資は投資です。
必ず資金管理を徹底しながら、長期的な目線を持って一定額でエントリーを繰り返すことを心がけるようにしましょう。
負けた金額を取り返してやろう、もっと利益を出してやろう、なんて気持ちがあなたの資金を衰退させていくのです。
バイナリーオプションの勝率はどんな初心者が取引をしても、数をこなせば必ず50%に収束するのは確実と言われています。
つまり資金管理ルールを守りながらしっかり分析を行なって取引をしていると、短期間のバイナリーオプションで大きな損失が出ることはありえないのです。
これからバイナリーオプションを始めるという方は、初めのトレードは口座資金の5%でエントリーを始めてみてください。
当サイトの様々な記事でご紹介しているこの5%という数字は、私がバックテストを駆使して割り出した黄金のエントリー額比率となるので、まず外れはないでしょう。
そしてバイナリーオプション取引業者は、ハイローオーストラリアを絶対的におすすめします。(その理由は以下の記事↓)
まとめ
今回はバイナリーオプションにおける資金管理の重要性と、実際の正しい資金管理方法に関して徹底解説していきました。
私はトレードで利益が出ていたとしても、資金管理を乱した時点で負けというようなマインドで取引を行なっています。
それくらい資金管理は重要なんです。
そしてどんな初心者でも、この資金管理さえ乱さなければ大負けする確率は大幅に減少することは間違いないでしょう。
当サイトでは他にも、ハイローオーストラリアに特化したバイナリーオプション攻略記事を数多くご紹介しています。
資金管理をマスターしたら、次は当サイトの記事を読み、そしてチャートを分析し、一緒に勝率を上げていきましょう!!
あなたがバイナリーオプションで大きな利益を生み出すための方法は、すべて当サイトに詰まっているんですよー。
では、あつしでした!!
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