ハイローオーストラリア1時間取引のおすすめ攻略法！メリット・デメリットも解説

どうも、あつしです。

ハイローオーストラリアのバイナリーオプション取引といえば、30秒取引などの短期取引のイメージが強い方も多いのではないでしょうか。

ですが、ハイローオーストラリアにはそんな短期取引以外にも、判定時間が1日や1時間といった中長期と呼ばれる取引も存在しています。

私がまだハイローオーストラリアでバイナリーオプション取引を始めたばかりの頃は「中長期取引なんて誰が使ってるんだろう？」なんて疑問が、常に頭の中を巡っていました。

しかし、今になって思うと、このような中長期取引には、きちんと利用するべき非常に大きなメリットが隠されているのです。

ということで、今回はハイローオーストラリアの数ある中長期取引の中でも『1時間取引』に焦点を当てて、初心者向けに解説していきます。

1時間取引のメリットやデメリット、そして攻略のコツまで完全網羅でお伝えしていきます。

ハイローオーストラリア1時間取引の特徴と仕組み

まず初めに、そもそもハイローオーストラリアの1時間取引とは一体どんな取引なのか、その取引方法の仕組みと特徴について解説します。

ちなみにこの1時間取引ですが、実はハイローオーストラリア以外のバイナリーオプション業者にはあまり存在しない珍しい取引方法なんです。

まず大前提として、ハイローオーストラリアの1時間取引の取引時間（判定時間）は、その名の通り『1時間（60分）』となっております。

そして、この1時間取引はその他の取引方法の判定時間と違って、判定時間が毎時間の00分00秒に固定されており、エントリーの締切時間も判定時間1分前の毎時間59分になっています。

つまり、MT4チャートの1時間足の確定時間とハイローオーストラリアの1時間取引の判定時間は重なっており、1時間取引を攻略するために重要な知識になるので、必ず覚えておきましょう。

基本的な取引方法や判定方法は、ほかの取引と同様にエントリーレートより判定レートが上がるか下がるかを予想するものとなっています。

1時間取引のペイアウト率

ハイローオーストラリアの1時間取引のペイアウト率は、上記の通りとなっております。

ほかの判定時間と比較すると、比較的高めのペイアウト率になっているのが分かりますよね。

さらに、1時間取引は判定時間が毎時間の00分00秒なので、15分取引の判定時間と被るタイミングがあり、そのタイミングで意図的に15分取引ではなく1時間取引を選ぶことで、ペイアウト率を上げることが可能となってきます。

私はハイローオーストラリアでは基本的に15分取引を利用していますが、1時間取引と15分取引の判定時間の被りを見逃さないように、毎時45分にアラームをかけてチェックしています。

あつし

1時間取引のペイアウト率の高さを利用すれば、こんな活かし方もできちゃうんです。お得ですよね。

1時間取引は転売機能も利用可能

ハイローオーストラリアには、エントリーポジションを途中で手放して利確・損切りできる『転売』という機能が存在しますが、1時間取引でも転売機能は利用することができます。

ですが、私は転売の使用はおすすめしません。

その理由は、転売機能は完全にハイローオーストラリア側に有利な機能となっており、エントリーレートと同じレートで転売しても、ペイアウト金額はエントリー金額より必ず安くなります。

転売をおすすめしない理由は他にもあり、以下の記事でご紹介しておりますので、気になる方はぜひ一度目を通してみてください。

あつし

転売の利用は期待値にブレが生じたり、転売癖が付いてしまったりとデメリットがたくさんあります。

ハイローオーストラリア1時間取引のメリット

通常であれば、バイナリーオプションは短い取引時間で判定まで完結する投資取引ですが、ハイローオーストラリアの1時間取引は、取引時間が1時間（60分）と長めの設定となっています。

バイナリーオプション初心者からすると、この1時間（60分）という長い判定時間には、どのようなメリットが生じてくるのか疑問に思うはず。

この章ではハイローオーストラリアの1時間取引を利用するメリットをご紹介していきます。

メリット① ペイアウト率が高い

先ほどもお伝えした通り、ハイローオーストラリアのハイロー型1時間取引は、ほかの判定時間取引と比較してペイアウト率が1.90倍と高いです。

そのため、予想が的中した際のペイアウト金額が高く、ほかの取引方法より間違いなく利益に繋がりやすい取引であると言えるでしょう。

ペイアウト率が高いということは、もちろん同時に損益分岐勝率も反比例して低くなります。

例えば、ペイアウト率が1.85倍の場合の損益分岐勝率は54.05%なのに対して、ペイアウト率が1.90倍の場合は52.63%となっています。

1%以上の乖離があるため、ペイアウト率だけで見ると非常に稼ぎやすい取引と言えますね。

あつし

初心者の方は「たった1%かよ」なんて思うかもしれませんが、勝率を1%上げようと思ったらかなり大変です。

メリット② スプレッド取引が有利

1時間取引はハイロー型取引のペイアウト率は高くなっていますが、スプレッド型取引の1時間取引に関しては、ほかの取引方法と同様にペイアウト率は2.0倍と変わらない数値になっています。

ですが、実際にハイローオーストラリアの取引画面を見てみると、スプレッド型の1時間ん取引にも大きなメリットは隠されているんですよね。

上記の画像は、ハイローオーストラリアのスプレッド型15分取引と1時間取引のスプレッド比較画像になりますが、そのスプレッドの開きは1ピプスしかないというのが分かるかと思います。

15分間と1時間を比較すると、相場が大きく動きやすい且つボラティリティが大きくなるのは、絶対的に1時間取引のほうになってきます。

つまり、スプレッドが変わらない状態で判定時間を15分間と1時間に分けて取引すると、スプレッド負けが起きやすいのは確実に15分取引のほうになってくるというわけなんですよね。

その点を鑑みると、ペイアウト率とスプレッドが大きく変わらないにも関わらず、取引時間が長いというのは非常に有利に働いてきます。

あつし

スプレッドは変動しますが、15分取引と1時間では大きな差は生まれません。1日取引だとスプレッドは大きく広がります。

メリット③ 同値負けが起きにくい

スプレッド負けが起きにくいということは、同時に同値負けも起きにくくなってきます。

ハイローオーストラリアで長く取引を行なっていると経験があると思いますが、エントリーレートと判定時間レートが重なってしまって、同値判定で負けてしまうことは結構多いです。

同値負けが起きやすいのは取引時間が短い取引のほうが起きやすく、その理由は長期取引のほうが相場が大きく動きやすい且つボラティリティが大きくなるというのが理由になります。

つまり、その点から見ても、ハイローオーストラリアの1時間取引は他の取引と比較して同値負けが少なく、勝ちやすい取引と言えるでしょう。

試しに30秒取引をやってみると、ほんと同値負け確率が非常に高いのが分かると思うので、一度デモ取引で試してみてください。

メリット④ 信憑性の高い分析が可能

これは投資の基本知識ですが、バイナリーオプションに関わらずチャートを用いる投資取引では相場分析にローソク足を利用しますが、ローソク足の信憑性は長期足のほうが高いです。

つまり『1分足<5分足<15分足<1時間足…』といったようにテクニカル分析の信憑性は、どんどん高くなってくるという事なんです。

ローソク足は丸坊主や大引坊主という形を付けると、相場の流れが反転しやすいという分析方法がありますが、1分足で丸坊主を付けるのと1時間足が丸坊主を付けるのとでは、反転確率は1時間足のほうが圧倒的に高くなります。

そして、通常のバイナリーオプションは短い取引時間になるので、主に1分足や5分足といった下位足を利用しますが、1時間取引は主に30分足や1時間足といった上位足を主に利用します。

なので、1時間取引は信憑性が高いテクニカル分析を行って、エントリーを決定することができるようになるというメリットがあります。

あつし

さらに1時間取引は分析に余裕を持てるため、細かなポイントまで落ち着いて分析できます。

メリット⑤ 資金増減スパンが長い

ハイローオーストラリアの1時間取引は、その名の通り判定時間が最大1時間という非常に長い時間設定になっている取引方法です。

そして、取引に負けたり勝ったりして口座資金が動くのも最大で1時間（60分）となり、資金の増減スパンが比較的長くなってきます。

これ、実は投資初心者からするとかなり大きなメリットで、バイナリーオプションに関わらず投資取引を攻略するためには、もちろん取引技術も必要ですが、同時に強い精神力も必要です。

精神を乱してしまって無茶な取引を繰り返し、結果的に口座資金を減らしてしまう方は大変多いですが、その状況に陥ってしまう方の多くは資金増減が引き金となることが多いです。

例えば、短い時間で資金を大幅に減らしてしまったなどが引き金になるんですよね。

なので、30秒取引などと比較して、1時間取引は資金増減スパンが長いため、その状況に陥る確率が非常に低くて済むのです。

あつし

30秒取引は本当に魔の取引です…。判定時間が短いと、1回の取引の重みが軽くなってくるんですよね。

ハイローオーストラリア1時間取引のデメリット

ハイローオーストラリアの1時間取引にはメリットがたくさんありますが、残念ながらデメリットもいくつか存在しているというのが事実です。

ハイローオーストラリアの1時間取引を行う際は、必ずこのデメリットを事前に理解してからチャレンジをするということが必須条件です。

それでは、解説していきましょう。

デメリット① 取引回数を稼ぎにくい

1時間取引はメリット解説の部分でもお伝えしたように、口座資金の増減スパンがほかの取引方法と比較すると長めとなっています。

これは資金が減りにくいという面では大きなメリットになってきますが、反対に資金が増えにくいというデメリットでもあります。

例えば、1日平均5回の取引で勝率60%の口座資金の増え方と、1日平均2回の取引で勝率60%の口座資金の増え方では、その利益額の差はもちろん倍以上となってきますよね。

投資の考え方は口座資金を減らさずコツコツと利益を得ていくことなので、その点から見るとデメリットではありませんが、粘り強さがある方でないと中々厳しい取引方法になると思います。

あつし

私も1時間取引だけでバイナリーオプションをやれと言われたら、かなり厳しいと感じますし、私だったら取引金額を増やして調整しますね。

デメリット② 高い分析能力が必要

これもメリット解説の部分でお伝えしましたが、ハイローオーストラリアの1時間取引では30分足や1時間足といった、バイナリーオプション取引では長期足と呼ばれるローソク足を利用します。

ですが、もちろん5分足といった下位足の分析も同時に必要なので、分析すべきローソク足の数が増えて高度な分析能力が必要となります。

この様々な時間足を分析することを『マルチタイムフレーム分析』と呼びますが、1時間取引を攻略するためには、このマルチタイムフレーム分析を行う能力と環境が絶対必要です。

これまで時間足を固定して分析を行なっていた方は、各時間のローソク足を全てチェックして取引するのは高度な技術に感じるかと思いますが、習得すれば必ず勝率アップに繋がります。

あつし

マルチタイムフレーム分析を活用するコツとしては、各時間足に自分なりに役割を分担させることです。

デメリット③ 経済の影響を受けやすい

最後の1時間足のデメリットですが、投資というものは取引時間が長ければ長いほど、必ずファンダメンタルズ分析という経済が与える相場への影響も気にかけながら取引を行う必要があります。

なので、1時間取引はターボ取引や15分取引といった短期取引と比較すると、少しはそういった経済が与える相場への影響を気にかけながら取引する必要があることを覚えておきましょう。

ですが、正直言ってしまうと、このデメリットは少しの対策で防ぐことが可能です。

その方法は後ほど紹介する1時間取引の攻略法でお伝えするので、一旦1時間取引は経済の影響を受けやすいと頭の片隅に入れておきましょう。

あつし

このデメリットは、経済指標の対処方法を知っておけば、すぐに解決することができるのでご安心ください。

ハイローオーストラリアの1時間取引を攻略するコツ

1時間取引のメリットとデメリットが理解できたら、次はハイローオーストラリアの1時間取引を攻略するコツをご紹介していきたいと思います。

コツ① 経済指標の事前確認は必須

1時間取引は15分取引といった短期取引より経済の影響を受けやすいため、1時間取引を攻略するための大前提として、このような経済的要因による相場変動を事前に対策する必要があります。

例えば、大口投資家や機関投資家の介入による大きな相場変動であったり、経済指標の発表、緊急的な要人発言などとその原因は多岐に渡りますが、私達が取れる対策方法はたった一つです。

それは、事前に予定されている経済指標は必ず事前にチェックしておくということです。

ちなみに経済指標の発表時間は、ZAIの公式サイトで上記のように分かりやすく確認できます。

実際に私もアメリカやイギリスの注目度が高い経済指標の発表時間を跨ぐ場合、どれだけ勝率が高いポイントであろうとエントリーは見送り、気付かずエントリーしてしまったら転売で逃げます。

もちろん結果的に指標発表時間になっても相場には影響がなかったという場合もありますが、これはあくまで結果論となってきます。

投資家ならば、どんな状況に置かれてもリスクを減らす選択を徹底してくださいね。

あつし

経済指標は一般投資家が動向を読むことはできません。結果的に触らないというのが一番の得策でしょう。

コツ② 1時間前足の形を常に意識

ハイローオーストラリアで利用されている為替チャートは、FXトレーダーが動かしているというのはご存知の方も多いと思いますが、FXの取引スタイルには以下の3種類が存在しています。

その中でもよく利用されている取引スタイルは、割合的に言えばスキャルピングトレードかデイトレードが大半を占めているでしょう。

相場の動きは、簡単に言ってしまえば買う人と売る人の多数決勝負で、ドル円で言えば米ドルを買う人が多ければ相場は上がるし、米ドルを売る人が多ければ相場は下がっていきます。

つまり、みんなが意識するポイントに乗っかって取引すれば勝率を大きく上げることができ、スキャルピングトレーダーやデイトレーダーの意識が最も集まりやすい時間足は実は1時間足です。

なので、1時間取引を利用する際は、必ず1時間足の前足の形を意識するようにしてください。これはローソク足の形と特徴を覚えるだけで、初心者でも簡単に行えますが、その威力は絶大です。

さらにそれが1時間足ともなれば、信憑性はより一層増してきますからね。

あつし

ローソク足の形を知るというのは投資の基本です。まだ覚えてない方はこの際に勉強しておきましょう。

コツ③ 1時間前足の丸坊主は期待大

そして、最後に超耳寄りな情報です。

先ほど、1時間取引では前足のローソク足の形を意識するべきとお伝えしましたが、中でも以下のようなローソク足が出現した際には期待を大きく持って、エントリーをかましてみてください。

このローソク足の形は『丸坊主』と呼ばれるローソク足ですが、この丸坊主が相場に出現した際には相場が反転しやすい傾向にあります。

また1時間足で丸坊主が発生した直後は、必然的にその下位足すべてのローソク足が同じ丸坊主、または大引坊主を付けてきます。

つまり、1時間足以下の相場を見て取引を行なっている人たちの意識が一斉に高まってくるということなので、1時間取引を行うときはこの1時間前足の丸坊主ノウハウを取り入れてください。

ちなみに内緒ですが、このノウハウは15分取引でもめちゃくちゃ強いノウハウになってるので、ほんと要チェックですよ。笑

あつし

バックテストで勝率を測っても、このエントリーポイントはスプレッドを入れても勝率60%以上は出ます。

ハイローオーストラリアの1時間取引に向いている人の特徴と利用価値

結果的にハイローオーストラリア1時間取引は実際の取引で利用すべきなのか、それとも控えるべきか、あなたはどちらだと思いますか？

これは私の考えですが、結論から言わせてもらうと『1時間取引は利用価値のある取引方法』だと私は感じており、実際に私も利用しています。

が、しかし、条件があります。

その条件とは、短期取引で安定して稼げるだけのバイナリーオプショントレーダーとしてのスキルをしっかり習得済みであることです。

一つの基準として、ハイローオーストラリアのバイナリーオプションで最も王道とされる15分取引で安定的に高勝率を出せていて、月別勝率が80%以上あることが最低条件と言えますかね。

その理由は、1時間取引は短期取引と併用してこそ真価を発揮する取引で、ほかの取引より取引回数を稼ぎにくく、勝率の収束に時間を要するため、たとえ勝率が70%あろうと長期に渡って下振れが起きる可能性が増えてきてしまうからです。

なので、1時間足取引を利用する際は、15分取引等の短期取引で安定勝率を出せている状態で、その取引と同時に利用していきましょう。

あつし

ハイローオーストラリアでバイナリーオプション取引をするなら、1時間取引は絶対に取り入れたい取引です。

ハイローオーストラリア1時間取引のまとめ

今回は、ハイローオーストラリアに存在する『1時間取引』の仕組みや特徴、メリット・デメリットから攻略法まで解説させてもらいました。

1時間取引はペイアウト率が高く、スプレッド負けや同値負けのリスクを大きく軽減できる、非常に優れた取引方法となっています。

この1時間取引を使いこなすことで、通常では勝負ができなかったポイントで勝負ができたり、あなたのトレードの幅は大きく広がってきます。

ですが、もちろんデメリットも存在しておりますので、そのデメリットに対する事前対策は十分に取っておくようにしましょうね。

また最後にもう一度お伝えすると、1時間前足の丸坊主は非常に期待度が高いポイントとなっておりますので、ぜひ1時間取引を利用する際、また通常の短期取引にも取り入れてみてください。

それでは、今日はここまで！
あつしでした。