ハイローオーストラリアの両建て手法とは？メリット・デメリットと攻略法

どうも、あつしです。
早速ですが、一つ質問をさせてください。

あなたは、バイナリーオプション取引やFX取引などで用いられる「両建て」をご存知ですか？

この両建てを簡単に解説すると、売りポジションと買いポジションを同時に保有する手法で、バイナリーオプション取引に言い換えるとハイとローの両方を同時にエントリーする手法のことです。

海外バイナリーオプション業者のハイローオーストラリアを利用するトレーダーの中にも、実際に両建て手法を実践している方は多く、この両建ては初心者でも比較的再現しやすい手法です。

ですが、そんな両建てにも大きなデメリットや落とし穴が隠されており、使用する際には十分にその危険性とリスクを理解しながら使用しなければ、口座残高が徐々に衰退していきます。

今回はそんな両建ての隠されたデメリットや注意点、両建てを使ったハイローオーストラリア攻略法について初心者向けに解説していきます。

あつし

むやみに両建てを使っていると、口座残高はどんどん減っていきます…。

ハイローオーストラリアの両建て取引とは？使用は禁止されている？

ではまず初めに、今回ご紹介するハイローオーストラリアの「両建て取引」とは一体どういった手法なのかを理解することから始めていきます。

先程も軽くお伝えしましたが、両建てとは売りポジションと買いポジションを同時に保有する手法のことを呼び、主にはFXや株式などの値幅で利益が左右される投資方法で多用される手法です。

この両建て手法をバイナリーオプション取引に言い換えると、一回の取引でハイとローの両方を同時にエントリーする手法で、上手く利用することで損失リスクを軽減できると言われています。

しかし、勘の鋭い方なら既にお気付きかと思いますが、両建てはペイアウト率が2倍以上ある取引でなければ口座資金は徐々に衰退します。

ご存知の通り、ハイローオーストラリアの取引のペイアウト率は基本2倍以下となっているため、両建てを利用する際は単にエントリーするのではなく、相場の見極めが必須となります。

じゃあ、ハイローオーストラリアのペイアウト率が2.30倍のターボスプレッド取引で両建てをしたらいいんじゃないの？なんて考えも出てくるかと思いますが、それも上記のような状態に陥ってしまう可能性が生じてくるので非常に危険です。

それでは次の章では、そんなハイローオーストラリアの両建て手法を利用することのメリットとデメリットを確認していくとしましょう。

両建て利用でハイローオーストラリアの口座が凍結することはない

「ハイローオーストラリアで両建てをすると、口座が凍結される。」という噂をご存知ですか？

他サイトやSNSでハイローオーストラリアの両建てについて調べるとこんな情報が見かけましたが、結論から言えば両建てでハイローオーストラリアの取引口座が凍結することはありません。

たしかにFX業者の中には両建てを禁止している業者があるのも確かですが、これはあくまでFX業者限定のもので、両建て禁止のルールは基本的にバイナリーオプション業者にはありません。

また転売機能を多用するとハイローオーストラリアの口座が凍結する噂もありますが、この情報に関しても根も葉もないガセ情報となっています。

ハイローオーストラリアの口座が凍結する理由や対策方法に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので気になる方はご確認ください。

あつし

ハイローオーストラリアの取引口座は一度凍結すると二度と元には戻りませんので、禁止行為は絶対に行わないようにしましょう。

ハイローオーストラリアで両建てを利用するメリットとデメリット

ハイローオーストラリアでの取引に関わらず、バイナリーオプションをはじめとするFXや株式で両建て手法を利用するのには賛否両論あります。

その理由は、先程ご紹介したような内容のほかにも多くのメリットとデメリットが存在しているからで、両建てを良しとするか悪しとするかは最終的には自分で見つけ出していく必要があります。

ということで、この章ではハイローオーストラリアで両建て手法を利用するメリットとデメリットについて徹底解説していきます。

両建てのメリットをご紹介

両建てのメリットは上記の3点です。

両建ては上手く利用する事で、損失を最小限に抑えることができ、投資で重要なメンタル管理も比較的簡単に行えるというメリットがあります。

両建てがメンタル管理に良い影響を与える理由としては、両建てを利用する事で、必然的に損失額が急激に膨らむことを防げるからですね。

バイナリーオプション取引に関わらず、投資を行う上で大切となってくるのは、如何に損失を最小限に抑えるかという考え方なので、その考え方には適している取引手法であると言えますね。

さらにペイアウト率が高い取引方法が存在しているバイナリーオプション業者で両建てを利用すると、損失をゼロに抑えることができたり、利益が確定する最強の攻略法にもなり得るのです。

また、この両建て手法はとても単純な方法で実施することが可能なので、バイナリーオプション取引を始めたばかりの初心者でも簡単に取り入れることができるというのもメリットでしょう。

両建てのデメリットをご紹介

両建てのデメリットは上記の4点です。

先ほど私は、両建ては損失額を抑えることが可能になるとお伝えさせてもらいましたが、言い換えると両建ては損失を抑えるための手法なだけで、利益を出すための取引手法とは言い難いです。

冒頭でお伝えした通り、業界最高峰のペイアウト率を誇るハイローオーストラリアでも両建てに適したペイアウト率にはなっておらず、単純に両建てを繰り返すと必ず口座残高は衰退します。

単純に両建てを行なって利益を得ようとすると、ペイアウト率が2倍以上あるターボスプレッド取引を利用する必要がありますが、スプレッド取引にはスプレッドが発生するため、ハイとローの両方が負け判定となる危険性もかなり高いです。

もちろん両建ては上手く利用する事で利益を生み出し続けることも可能だと思いますが、ハイローオーストラリアの取引で両建てを上手く活用するというのは、非常に難易度が高くなります。

両建て手法の難易度の高さは、私の感覚では普通に両建て手法を使わずバイナリーオプションを攻略する以上に難易度が高いです。笑

両建ては損失額を抑える面に関しては有効な取引方法といえますが、あくまでその役目しかなく利益が見込める取引方法とは言えません。

あつし

両建て取引は初心者でもすぐに再現できますが、使いこなすのはかなりの技術が必要となります。

両建て手法を利用したハイローオーストラリアの攻略法

それでは次に両建て手法を使って、ハイローオーストラリアを攻略する方法をご紹介します。

これからご紹介する攻略法は、あくまで両建て取引を行なってハイローオーストラリアを攻略するならということ前提のもので、実際には大きなリスクも隠れているため、しっかりと発生するリスクも踏まえてご紹介していきたいと思います。

あつし

これからご紹介する両建て攻略法はリスクも多いということをしっかり認識しておきましょう。

攻略法① ターボスプレッドで両建て取引

まず一つ目にご紹介する攻略法は、ペイアウト率が2.30倍の30秒ターボスプレッドで両建て取引を行うといった攻略法になります。

例えば、30秒ターボスプレッド取引でハイエントリーに10,000円を賭けてローエントリーに10,000円を賭けた場合、どちらかが勝てば最終的に3,000円のプラスになってきますよね。

しかし、ターボスプレッド取引はスプレッドが発生するため、両方負けとなる確率もあります。

さらに1度両方のエントリーが負けてしまうと、その負けを取り返すためにはなんと7回勝たなければならず、かなりのリスクが発生してきます。

攻略法② 転売利確を狙った両建て取引

二つ目にご紹介する両建て攻略法は、転売機能での利確を狙った両建て取引になります。

ハイエントリーとローエントリーに10,000円を賭けた場合、判定時間までにハイエントリーより上に行った段階で転売機能を使って利確し、次にローエントリーより下に行った段階でさらにプラスで利確するか判定時間を待ちます。

この方法を上手く利用していくことで、取引に負けた際の損失額を減らすことができたり、反対に利益額を増やすこともできるようになります。

ですが、転売機能のペイアウト率は詳しい計算方法は公開されていませんが、ハイローオーストラリア側に有利なペイアウト率になっており、取引者側に不利なペイアウト率になっています。

上画像はエントリー直後のほぼ同レートで転売を行った場合のペイアウト額ですが、エントリー金額の約80%しかありませんので、こういった不利な機能を使って勝ち続けるのは至難の技です。

攻略法③ 両建てで負ける方のみ転売

次のハイローオーストラリア両建て攻略法は、判定時間前に負けているエントリー方向のポジションを転売し、勝っているエントリー方向のポジションだけ残すといった攻略法になります。

負けポジションのエントリーレートが現在レートが大きく離れている場合は転売ペイアウト額はほぼ0円に近い数字になりますが、レートが近ければ転売ペイアウト額は0.50倍くらいは付きます。

ちなみにハイローオーストラリアの転売機能は、判定時間の1分前まで利用することが可能となっていますが、稀に上記のような残り１分でレートが大逆転することもあります。

この現象が起きた場合は、大きくマイナスとなってしまうので、かなりのリスクになってきます。

攻略法④ 両建てでサンドイッチを狙う

最後の両建てハイローオーストラリア攻略法は、両建てした2つのポジションで判定レートをサンドイッチのように挟む攻略法になります。

以下の画像を見ると、通常の両建て両建て手法の使い方とは違って、全く異なるタイミングでハイのエントリーピンとローのエントリーピンが現在のレートを挟むように立っていますよね。

これは少し前に流行った手法で、ツイッターやインスタグラムなどのSNSでこのような両建て取引結果を掲載するトレーダーが増えており、この取引方法の名を「サンドイッチ」と呼ぶそうです。

私も実際にこの両建てサンドイッチ手法をチャレンジしてみましたが、かなり難易度が高く利益を損失に変えてしまう可能性もあるという、非常に危険な取引方法となっていました…。

あつし

どの攻略法も再現確率は低めかと思います…。上手く使えればいいのですが…。

両建て取引で勝ちやすい相場を見極める方法と注意点

では次に、ハイローオーストラリアのバイナリーオプション取引で両建てを利用する際に、必ず知っておかなければならない勝ちやすいポイントを見極める方法について勉強をしていきましょう。

ハイローオーストラリアで両建てを行う際には、上記の3点をチェックしてください。

まず大前提として、両建て取引で最も注意しないといけないことは、同値判定やスプレッド内判定による両ポジションの敗北です。

両ポジションの同値負けを防ぐためには、相場が現在レンジ状態ではないこと、ボラティリティが十分にあり上下に相場が動いていることを事前にチェックしておくことが必須条件です。

さらに、ハイローオーストラリアのスプレッド取引で両建てを行う場合はスプレッド幅を事前に確認して、あまりに広いスプレッドの場合は両ポジション負けの確率が上がるので取引を控えます。

このスプレッド幅は取引中のトレーダー人数や取引通貨ペア、ボラティリティの大きさによって常に変動しているので気にかけておきましょう。

予めボラティリティがこのくらいで、スプレッド幅が〇〇以下なら両建てを行うなどといった、自分ルールを作成しておくのが良いでしょう。

あつし

バイナリーオプションで継続的に利益を得るなら、明確な自分ルールを設定しておくことが重要です。

ハイローオーストラリアと両建て手法の相性は悪いためオススメしない

ここまでの流れを見れば既にお気付きの方も多いと思いますが、ハイローオーストラリアと両建て取引の相性はあまり良くありません。

その最大の理由は、一回の勝利と一回の敗北の重みがまったく比例してこないからです。

ハイローオーストラリアで最も高いペイアウト率2.30倍を誇るターボスプレッドの取引方法で両建て取引を行なった場合の例を見ると、私が両建て取引をおすすめしない理由が分かります。

↓ターボスプレッドの両建て取引例↓

• 1回目：片方が勝利

  取引額：10,000円×2
  ペイアウト率：1.30倍/両建て
  計＋3,000円




• 2回目：片方が勝利

  取引額：10,000円×2
  ペイアウト率：1.30倍/両建て
  計＋6,000円




• 3回目：片方が勝利

  取引額：10,000円×2
  ペイアウト率：1.30倍/両建て
  計＋9,000円




• 4回目：片方が勝利

  取引額：10,000円×2
  ペイアウト率：1.30倍/両建て
  計＋12,000円




• 5回目：両方が敗北

  取引額：10,000円×2
  ペイアウト率：0倍/両建て
  計−8,000円

このように、たとえ両建て勝率が80%あったとしても多大な損失が発生してしまい、一度負けた時の重みとリスクが大きすぎるのです。

FXや株式といった値幅で利益を取る投資方法では両建てもアリですが、ペイアウトが固定されているバイナリーオプションで両建て手法を利用するのは極めてナンセンスでしょう。

それでもどうしても両建てを試してみたいという方は、まずはデモ取引で試してみましょう。

あつし

今回の例はターボスプレッドでの例ですが、ターボスプレッドはかなり高い確率で両方負けが発生します。

ハイローオーストラリアの両建て取引まとめ

今回は、ハイローオーストラリアで両建てを利用する注意点から攻略法まで、完全網羅で初心者向けに徹底解説していきました。

両建て取引は損失額を抑えられるというメリットもありますが、言い換えるとただ損失を抑えるだけの取引方法で、利益を出せる取引方法とは非常に言い難い手法になっています。

両建ては初心者から見ると、一見とても強いバイナリーオプション攻略法に感じると思いますが、中を探っていくとデメリットの塊のような取引方法となので、私は使用をおすすめしません。

まだ疑いの心をお持ちの方は、一度ハイローオーストラリアのデモ取引で両建て取引を行ってみましょう。おすすめしない理由を痛感できます。

当サイトでは、他にもハイローオーストラリアでの取引に特化したバイナリーオプション攻略法を数多くご紹介しています。

ぜひ取引の参考にしてみてください。
それでは、あつしでした。