この記事でわかること
- インジケーターの概要と書類
- 2つのインジケーターカテゴリ
- インジケーターの注意点
皆さんはバイナリーオプション取引を行う際、なにを参考にしてエントリーを行なっていますか?
ローソク足という方が多くいらっしゃるかと思いますが、初心者の中には「勘」を頼りに取引を行なってしまっている方も多くいるのではないでしょうか?
ローソク足はチャート分析において、最も有効で信頼のあるデータになります。
では、先ほどのご質問で、ローソク足を見てエントリーをしているとお答え頂いた方に2つ目の質問です。
バイナリーオプション取引を行う際に、ローソク足の次に参考にしているデータはなんですか?
ここでインジケーターと答えられなかった方は、必ずこの記事を一読してください。
この記事では、インジケーターの基礎から、インジケーターの種類まで分かりやすく解説をしていきたいと思います。
目次
インジケーターとは
まず、インジケーターという言葉から解説していきましょう。
インジケーターとは「為替のチャートから新たに数値を割り出し、エントリーの補助をするデータ」になります。
このインジケーターは、MT4という無料ソフトをインストールすると、無料で確認することが可能です。MT4が入っていない、インジケーターの表示方法がわからないという方は、以下の記事をご覧ください。
→ MT4の詳細とインストール方法
→ MT4でインジケーターを表示する方法
インジケーターにはたくさんの種類がありますが、私が実際に取引の参考にしているものを3つご紹介しましょう。
- RSI
- ストキャスティクス
- ボリンジャーバンド
ん?なんのこっちゃ?
そう思った方、ご安心ください。1つずつ分かりやすくご説明していきますね。
① RSI(Relative Strength Index)
RSIとは、一定期間の相場から売りと買いのどちらの勢いが強いのか計測するインジケーターです。
RSIは、0〜100%という値で形成されていて、チャートが上昇傾向に入ると数値が50%より上に動き、チャートが下降傾向に入ると数値が50%より下に動きます。
一般的には、70%以上であれば相場は買われ過ぎ、30%以下であれば相場は売られ過ぎという判断になります。
使い方としては、「70%以上になったらLOWエントリー/30%以下になったらHIGHエントリー」といったような使い方をされます。
② ストキャスティクス
ストキャスティクスとは、一定期間の相場から、買われ過ぎなのか売られ過ぎなのかを判断するインジケーターです。
RSIと似ていますが、このインジケーターには「シグナルライン(赤線)」と「ストキャスライン(青線)」の二本があります。
そして、買われ過ぎ売られ過ぎの判断数値も交わIとは異なり、80%以上であれば相場は買われ過ぎ、20%以下であれば相場は売られ過ぎという判断になります。
しかし、2本の線が80%以上(20%以下)になったらLOWエントリー(HIGHエントリー)すればいいのかというと、そういう訳ではありません。
「2本の線が80%以上(20%以下)になり、赤線が青線が重なったときにLOWエントリー(HIGHエントリー)」をするといったような使い方をするのです。
③ ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドとは、ジョン・ボリンジャーが開発したテクニカル指標で、真ん中の移動平均線を元に、上下に変化するバンドを表示したインジケーターです。
このボリンジャーバンドは、「チャートの大半がこのバンドの中に収まる」という統計学で形成されています。
使い方としては、ロウソク足が上下のバンドにタッチした時に、「上バンドタッチならLOWエントリー/下バンドタッチならHIGHエントリー」をするといったものになります。
インジケーターには2つのカテゴリーがある
先程は3種類のインジケーターをご紹介させて頂きましたが、バイナリーオプションで使えるインジケーターにはまだまだ多くの種類があります。
ですが、このインジケーターは大きく分けると2つのカテゴリーに分類することができます。
1、オシレーター系
オシレーター系とは、「今の相場は上がり(下がり)過ぎているので、今後は下落(上昇)するだろう」など、トレンドの変換やトレンドに入っていない時の相場の動きを知らせてくれるインジケーターです。
例としては、先ほどのRSIやストキャスティクスなどがあります。
2、トレンド系
トレンド系とは、「今の相場は上昇(下落)傾向にあるので、今後も上昇(下落)を続けるだろう」など、トレンドの突入を知らせてくれるインジケーターになります。
例としては、移動平均線(MA)やボリンジャーバンドなどがあります。
オシレーター系のインジケーターはボックス相場の時に効きやすく、トレンド系のインジケーターはトレンド相場の時に効きやすくなってくるので、そこを指標に使い分けていくと良いでしょう。
インジケーター単体でバイナリーオプションを攻略するのは不可能
では、ここまでの解説でインジケーターの大まかな内容が理解できた方に向け、最後にお伝えしておくべきことがあります。
それは「インジケーターのみを使ったエントリー方法では、バイナリーオプションを攻略するのは不可能」ということです。
例えば、先ほどご紹介したRSIインジケーターの「70%以上になったらLOWエントリー/30%以下になったらHIGHエントリー」という手法でエントリーを続けると、以下の動画のような現象が起こります。
恐ろし過ぎますよね。
つまり、バイナリーオプションでインジケーターを利用するときは「どういった相場状況になるとインジケーターが効きやすいか」を意識しながら取引しないとバイナリーオプション攻略は不可能なのです。
今回の記事では、インジケーターを使った上手なエントリー手法を具体的に解説している動画も以下に貼っておきます。
少しレベルが高い動画になっていますが、初心者の方も必ず一度は目を通してから、インジケーターを利用していきましょう。
まとめ
今回は、バイナリーオプションのインジケーターに関して解説していきました。
これまでの解説でもうお分かりかと思いますが、初心者がバイナリーオプション取引を始める際は、インジケーターを参考に取引を行うのが安全策といえます。
ですが、1つのインジケーターに頼るといったことは絶対にNGですよ!!!
自分の手法に合ったインジケーターを複数選び、そのインジケーターを参考にエントリーを行うといった取引方法や、相場感を加味した取引を行うと、勝率の高いバイナリーオプション取引が可能となります。
自分の手法に合ったインジケーターを見つけるには、自分がエントリーして勝った取引場面では、どのインジケーターが反応していたかを探していけば見えてきます。
相場感を加味した取引を行うには、インジケーター毎にそのインジケーターがどんな相場のときに効きやすいのか/効きにくいのかを探していけば見えてきます。
この分析を怠ると、いつまで経ってもバイナリーオプションを攻略することは不可能ということを頭に叩き込んでください。
当サイトでは、他にも勝率を上げるための攻略法を数多くご紹介しています。
参考にして頂いて、あなたもバイナリーオプションでどんどん稼いでいきましょう!
それでは、あつしでした。
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