この記事の概要
- ドル円はハイローオーストラリアから様々な面で優遇されている通貨ペア
- ドル円は市場参加者が多いため安定した値動きでトレンドが続きやすい
- ドル円でエントリーする際は相関通貨と経済指標を必ず確認しておく
どうも、あつしです。
今回は日本人なら一度は耳にしたことがある通貨ペア『USD/JPY(ドル円)』の特徴とバイナリーオプション取引戦略について解説します。
バイナリーオプションを始めたばかりの初心者の方の多くは、USD/JPY(ドル円)という言葉を聞いたことがあるからといった理由で取引通貨ペアに選択してしまっているのが現状です。
しかし、バイナリーオプションを攻略するためには、それぞれの通貨ペアの特徴を理解し、その理解を取引戦略に活かしていくことが重要です。
USD/JPY(ドル円)の勉強を始める前に、ハイローオーストラリアの口座開設がまだの方がいれば、まずは口座開設から始めましょう。
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目次
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ドル円のハイローオーストラリア取引方法・判定時間・ペイアウト率
取引方法 | 判定時間 | ペイアウト率 |
HighLow | 15分/1時間/1日 | 1.85倍〜1.95倍 |
HighLowスプレッド | 15分/1時間/1日 | 全判定2.00倍 |
Turbo | 30秒/1分/3分/5分 | 1.87倍〜1.98倍 |
Turboスプレッド | 30秒/1分/3分/5分 | 2.00倍〜2.30倍 |
USD/JPY(ドル円)はハイローオーストラリアのすべての取引方法に対応しており、さらに判定時間もすべての判定時間に対応しています。
さらにペイアウト率も高い水準となっており、ターボスプレッド取引の最大ペイアウト率は2.30倍とハイローオーストラリアに存在するペイアウト率の中で最も高い数値になっています。
ほかにも30秒ターボのペイアウト率は1.98倍になっていますが、30秒ターボのほかの通貨ペアのペイアウト率は1.95倍以下が通常のため、ペイアウト率はかなり優遇されていますね。
30秒ターボのペイアウト率が1.95倍の通貨ペア
AUD/JPY・AUD/USD・BTC/JPY・BTC/USD・ETH/JPY・ETH/USD・EUR/JPY・GBP/JPY・NZD/JPY
そして1分ターボのペイアウト率も1.95倍で、1分ターボで取引可能なほかの通貨ペア・取引銘柄と比較しても一番高いペイアウト率です。
取引方法と判定時間の幅広さ、高いペイアウト率といった様々な面でUSD/JPY(ドル円)がハイローオーストラリアから優遇されているのは、日本人が最も利用する通貨ペアだからですね。
初心者の参入が多い通貨ペアに対して、ペイアウト率を上げるのはハイローオーストラリアの優しさとも捉えられますし、初心者からは利益回収できるという考え方であるとも捉えられます。
USD/JPY(ドル円)の相関通貨一覧
画像引用元:セントラル短資FX公式サイト
◆相関通貨とは
片方の通貨ペアが上昇すると、別の通貨ペアも上昇するという関係性を持った通貨ペアのこと。
上記の表はドル円の過去200日分の終値から各通貨ペアとの相関関係を割り出したものです。
基本的な考え方として、USD/JPY(ドル円)がドルで大きく動いている時には、USD/CADなどのドルが付いた通貨ペアが同じ動きをします。
反対にEUR/USDのようなドルが後ろに付く通貨ペアは、真逆の動きをするようになります。
上記のチャートはEUR(ユーロ)を軸にした相関チャートですが、EUR/JPYとEUR/USDが同じ動きをしているのが分かりますよね。
現在のドル円は、ムカつくことに円安が続いているため、円に引っ張られてクロス円通貨との相関関係が強いと言える状況になっています…。
そのため、ドル円を分析する際は、ドル円単体のチャートで分析するだけでなく、ほかのクロス円通貨チャートを確認しながら分析しましょう。
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USD/JPY(ドル円)の値動きの特徴
特徴① 日本人が最も多く取引する通貨ペア
これまでお伝えしているように、USD/JPY(ドル円)は日本人に最も人気のある通貨ペアで、さらに世界的に見ても米ドルと日本円は人気の通貨なので、取引量はかなり多くなっています。
そのため、他の通貨ペアと比較して取引の参考となる情報が多く、良く言えば知識を高めやすく、悪く言えば迷いが生まれやすい通貨ペアです。
また取引量が多いため、投資筋の動きによる急激な相場変動は少ないですが、トレンドが発生すると長くトレンドが継続することが多いです。
しかし、日本人から人気がある通貨ペアだからといって、決して勝率を上げやすいとは限りませんので、その点は注意しておきましょう。
特徴② 活発に動く時間は16時〜明け方まで
ドル円は主にドルやヨーロッパ通貨に引っ張られて動くため、ドル円の動きが活発になる時間帯はロンドン市場がオープンする16時頃からニューヨーク市場がクローズする明け方までです。
朝5時ごろから日中にかけてのドル円は、かなり値動きが小さいため、そういった相場でターボ取引等の短期取引でエントリーした場合は、同値判定で負けになる確率が上がるので要注意です。
最も値動きが活発になるのは、ニューヨーク市場がオープンする22時ごろなので、取引するならその時間帯を狙うのがベターと言えます。
このようにドル円以外にも通貨毎に値動きが活発になる時間帯があるので、しっかりとその時間帯を把握しておくことが攻略のカギです。
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特徴③ 米国の経済指標が大きく影響する
ドル円は世界一の経済大国と言われるアメリカが直に関係する通貨ペアなので、アメリカの雇用統計や失業率などの経済指標発表の内容によって、値動きが大きく変動する特徴があります。
そのため、ドル円で取引を行う際は、必ず事前に経済指標の発表時間を確認しておきましょう。
重要度が高い経済指標の確認は、上記の画像のようにZAi!の公式ページから確認することができるので、ぜひ活用してみてください。
逆に日本の経済指標に関しては、発表時間が日本の日中になることが多く、ドル円の動きが活発な時間帯ではないため、そもそもエントリーをするべきでない時間帯なので大丈夫でしょう。
USD/JPY(ドル円)を利用したハイローオーストラリアの取引戦略
ドル円の戦略一覧
- 明け方から夕方までは触らない
- 長期トレンドの流れに乗っかる
- 相関通貨の現状確認は必須
前章でもお伝えしている通り、USD/JPY(ドル円)は日本の明け方から夕方までの時間帯は値動きが激減するため、テクニカル分析が非常に困難且つ値幅を取った勝利が難しくなります。
FXのような決済タイミングが自分で選択できる投資方法であれば、日中の取引も問題ありませんが、バイナリーオプションの短期取引の場合は値動きがない時間帯の取引は自殺行為です。
そして、ドル円は市場参加者が非常に多く、一度長期トレンドが発生すれば、比較的トレンドが継続しやすい通貨ペアとなっています。
そのため、エントリーを行う際は必ず最低でも1時間足といった長期足を確認して、トレンドに沿ったエントリーを行うことをおすすめします。
またドル円は相関通貨が多い通貨ペアなので、相場分析時にはほかの相関通貨の確認を行なって、できれば相関通貨の大半のトレンドが一致しているときに順張りエントリーすることを心掛けると、勝率アップに貢献するでしょう。
まずはデモ取引を試してみよう!
ハイローオーストラリアのUSD/JPY(ドル円)取引まとめ
この記事の概要
- ドル円はハイローオーストラリアから様々な面で優遇されている通貨ペア
- ドル円は市場参加者が多いため安定した値動きでトレンドが続きやすい
- ドル円でエントリーする際は相関通貨と経済指標を必ず確認しておく
USD/JPY(ドル円)は、取引方法と判定時間の選択肢が広かったり、ペイアウト率が高い設定になっていたりなど、ハイローオーストラリアからかなり優遇されている通貨ペアの一つです。
さらに市場参加者が多いこともあり、比較的安定した値動きとなるため、利益率と分析しやすさで言えば、初心者におすすめの通貨ペアです。
初心者におすすめの通貨ですが、ただ単にドル円で取引を続ければ、ハイローオーストラリアで稼げるわけではありませんので注意です。
上記の特徴とご紹介した戦略もう一度しっかりと理解して、自分なりのドル円に合った攻め方を見つけていくことが必要ですからね。
当サイトでは、ほかにもハイローオーストラリアで取引可能な通貨ペア・銘柄別の攻略法を解説しておりますので、取引の参考にしてください。
それでは、あつしでした。