この記事でわかること
- サインツールの利用方法
- 使えるサインツールを見極める方法
- おすすめのサインツール
- 詐欺サインツールの存在
どうも、あつしです。
いきなりですが、あなたはバイナリーオプション取引でサインツール(シグナルツール)を実際に利用した経験はありますか?
バイナリーオプションで利用できるサインツールって、有料のものから無料のものまで数多く出回っていて、バイナリーオプションを始めたばかりの初心者だと、どれを選んだら良いのかさっぱりですよね。
実は当サイトでは、過去に海外バイナリーオプション業者「ハイローオーストラリア」で利用可能な、勝てるサインツールの選び方をご紹介したことがあります。
この度、その記事が大変好評を頂きましたので、今回はバイナリーオプションのサインツール(シグナルツール)について、より詳しく解説していきたいと思います。
この記事では、前回の記事とは違って稼げるサインツールの見極め方をより詳しく、そして巷に出回る有料サインツールの実態もサインツールを開発する側の立場からガチ本音で徹底分析評価していきますよ。
さらに、実際に私が勝率を4%近くも上げることができた、今すぐ無料で使用できるバイナリーオプションおすすめツールもご紹介しているので初心者は特に必見です。
※バイナリーオプションのサインツールの利用やご購入を検討している方は、長文の記事ではありますが最後までしっかりご覧になってから決断を行なってください。
目次
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目次
バイナリーオプションのサインツール(シグナルツール)とは?
この記事をご覧いただいている方の中には、バイナリーオプション取引を始めたばかりの初心者の方も多いと思います。
なので、まずはバイナリーオプションのサインツール(シグナルツール)とは一体なんなのかという点から解説していきます。
バイナリーオプション取引で利用できるサインツールとは、別名シグナルツールとも呼ばれているツールで、MT4(メタトレーダー4)上でエントリーのタイミングと方向を知らせてくれるツールのことです。
サインツールによって、サインの形や色は様々となっておりますが、例で挙げるとすると上画像のようにMT4上にエントリータイミングと方向のサインが表示されます。
このサインツールは、バックテストというプログラミング技術を利用して開発されており、RSIをはじめとするインジケーターとほぼ同じ方法で作られております。
そして、海外バイナリーオプション業者のハイローオーストラリアでは、自動売買の使用は禁止されていますが、サインツールの使用は一切禁止されておりません。
サインツールは、あくまでインジケーターと同じ部類に属しているという事ですね。
このサインツール(シグナルツール)は、もちろん適当に矢印を表示させているというわけではなく、開発者が過去相場の統計に基づいて有利であると予想したポイントに矢印が自動表示されています。
なので、サインツールを開発する業者や個人投資家によって、その勝率には雲泥の差が生じてくるということになります。
サインツール(シグナルツール)の利用方法には2パターンある
そして、そんなバイナリーオプション取引のサインツールには、大きく分けて2パターンの使用方法が存在しています。
その方法とは、以下の2点です。
サインツールの利用方法
・淡々と取引を繰り返す方法
・矢印を見極めて取引する方法
サインツールの元勝率が高ければ淡々とエントリーを繰り返していても利益は安定して出続けますが、損益分岐ギリギリのツールはサインを見極める必要があります。
ですが、サインツール(シグナルツール)のサインを見極めてエントリーしたが故に、負けエントリーを引きまくってしまうというのもよくあることなんですよね。笑
なので、まずはサインツールのサイン通りにエントリーを繰り返して、そこで強いポイントと弱いポイントの違いが確信できたら、エントリーを見極めて勝率アップを目指すといった方法がおすすめです。
ちなみに、私も自分で開発したサインツールを利用してバイナリーオプション取引を行なっていますが、上記と同じ方法で淡々エントリーからの見極めエントリーという形で取引方法をスライドさせています。
バイナリーオプションに利用できる有料ツールと無料ツール
ここまでの解説で、バイナリーオプション取引で利用するサインツール(シグナルツール)が一体どういったものなのかということはしっかりご理解頂けましたかね。
では次に、バイナリーオプション取引にはサインツール以外にも使用可能なツールが沢山存在するので、その種類を無料ツールと有料ツールに分けてご紹介します。
バイナリーオプション取引の有料ツール
それではまず、バイナリーオプション取引で利用できる有料ツールの種類からいくつかご紹介していきたいと思います。
サインツール(シグナルツール)
まず一つ目にご紹介するバイナリーオプション取引の有料ツールは、今回の記事の主題でもある「サインツール」ですね。
サインツールは先ほどご紹介した通り、別名シグナルツールとも呼ばれており、MT4上でエントリーのタイミングと方向を自動で知らせてくれるツールを指します。
サインツール(シグナルツール)には無料のものも存在しますが、基本的にはすべて有料と思ってもらって構いません。
サインツールを無料で配布している方や業者は、それだけサインツールを安売りできるほどの労力しか費やしていないということ、つまりバイナリーオプションを攻略することは不可能ということなんですね。
サインツールの相場価格
10万円から20万円程度。
自動売買 ※取引での利用は禁止※
次にご紹介するバイナリーオプション取引の有料ツールは「自動売買ツール」です。
自動売買はその名の通り、バイナリーオプション取引をあなたの代わりに全自動で行なってくれるツールのことを呼びます。
自動売買もMT4というチャートの表示ツールを使って利用しますが、ハイローオーストラリア等の海外バイナリーオプション業者では使用が全面禁止されています。
そして、最近になってハイローオーストラリアでは、この自動売買利用に対しての取締が厳しくなり、通常の自動売買ではすぐに使用がバレてしまうようになりました。
完全自動で取引を行ってくれるので非常に便利ではありますが、バイナリーオプション業者側にバレると取引口座が完全に凍結されてしまうので使用は控えましょうね。
自動売買の相場価格
20万円から30万円程度。
有料版オリジナルインジケーター
サインツール(シグナルツール)や自動売買の他にも、取引補助として利用できる「有料オリジナルインジケーター」を販売している個人投資家や業者も存在します。
オリジナルインジケーターとは、MT4には搭載されていない機能を追加するインジケーターや、相場分析の補助をしてくれるインジケーターなど、オリジナルで開発されたインジケーターのことを指します。
オリジナルインジケーターには一体どんなものがあるのか簡単にいくつか例を挙げてみると、以下のようなオリジナルインジケーターが販売されていたりします。
- ライン自動引きインジケーター
- ライン接近通知インジケーター
- 自動フィボナッチインジケーター
オリジナルインジケーターの種類は様々ですが、どれもあくまでバイナリーオプション取引の補助として利用するためのインジケーターと思っておけば大丈夫です。
オリジナルインジケーターの相場価格
数千円から2万円程度。
バイナリーオプション取引の無料ツール
では次に、バイナリーオプション取引に利用できて、且つ無料で公開配信されているツールの種類を見ていきましょう。
MT4(メタトレーダー4)
まずはバイナリーオプションを含む為替取引を行っているなら、絶対にパソコンに導入しておくべきツールの「MT4」ですね。
既にご存知だと思いますが、MT4とはバイナリーオプション取引の為替チャートを確認できる非常に便利且つ、必要不可欠となってくる無料ツールを指しています。
これまでご紹介したサインツール(シグナルツール)や自動売買、そしてオリジナルインジケーターもこのMT4が無ければ、全てを利用することができません。
なので、MT4をまだダウンロードしていないという方は、MT4のダウンロード方法も当サイトでは詳しく掲載していますので、インストールを絶対におすすめします。
業者提供のテクニカルツール
バイナリーオプション取引で利用することができる無料ツールの中には「大きな業者が提供している相場分析テクニカルツール」というものも存在しています。
業者提供のテクニカルツールは、そのほとんどがFX取引用に開発されていますが、バイナリーオプションも為替相場を利用して行う取引なので十分に代用可能です。
私自身もいくつかの業者提供のテクニカルツールを普段から利用させてもらっていますが、取引前の大まかな相場状況確認に用いたりすることがいつも多いですね。
私が普段利用しているおすすめの業者提供の無料テクニカルツールは、後ほどご紹介するので楽しみにしておいてください。
無料版オリジナルインジケーター
先程は有料版オリジナルインジケーターを紹介しましたが、オリジナルインジケーターの中には無料で配布される「無料版オリジナルインジケーター」も存在します。
無料と言っても、その性能は配信者によって有料版を遥かに上回るものも存在していますし、MT4の操作性をアップさせて分析時間を大幅カットさせることも可能です。
おすすめの無料版オリジナルインジケーターも、先程の業者提供テクニカルツールと併せて、次の章でお伝えしていきますね。
バイナリーオプション取引で使える「おすすめ無料ツール」
ではここからは、私のおすすめ且つ実際に使用しているバイナリーオプションの無料ツールをいくつかご紹介していきます。
今回ご紹介する無料ツールは、初心者から上級者まで全てのトレーダーが今すぐにでも活用できる無料ツールばかりをご紹介しているので、気になったものがあれば是非取引に活用してみてくださいね。
スマホで簡単に確認できる無料ツールもご紹介しているので、乞うご期待ですよ。
おすすめ無料ツール① MT4
まず一つ目に私がおすすめする無料ツールは、前章でもお伝えした「MT4」です。
MT4(メタトレーダー4)は既に紹介しましたが、バイナリーオプション取引の為替チャートを確認するためのツールですね。
なので、おすすめ無料ツールというより、バイナリーオプション取引を含めた為替投資取引を行うなら、絶対にインストールしておくべきツールとなっています。
まだMT4をインストールできていない方は、以下の記事でMT4のダウンロード方法をご紹介しているのでご確認ください。
スマホ版MT4も存在しますが、スマホでは相場分析が非常に困難な上にオリジナルインジケーターなどの導入も不可能なので、パソコンへのインストールが必須です。
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おすすめ無料ツール② ZAi!経済指標
次に私がおすすめする無料ツールは、ダイヤモンド社が毎日更新している「ザイFX!今日の為替はこれで動く!」です。
この無料ツールは、世界各国の経済指標の時間を確認できるツールとなっており、私自身もバイナリーオプション取引前には必ず決まって毎日チェックしています。
バイナリーオプション取引で経済指標に巻き込まれてしまうと負けに直結するので、あなたも必ず取引前には毎日経済指標の時間をチェックして対策に当たりましょう。
この経済指標確認ツールは、パソコンだけでなくスマホでも簡単にチェックできるので、サボらずに確認してくださいね!
バイナリーオプション取引を始めてまだ間もない初心者の方は、まずは経済指標とはなんなのかということを以下の記事で勉強してみることから始めていきましょう。
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おすすめ無料ツール③ Mataf(マタフ)
3つ目にご紹介する、バイナリーオプション取引で利用できる私のおすすめ無料ツールは「Mataf(マタフ)」になります。
実は私はこのツールを使用し始めてから、勝率が4%近く上がったんですよね。笑
Mataf(マタフ)は通貨毎の流通強弱を自動でグラフ化してくれる無料ツールで、トレンドに沿ったエントリーが主流のFX取引などで頻繁に使用されています。
例えば、よく買われている通貨と全く買われていない通貨が瞬時に分かれば、有利なエントリー方向が見えてきますよね。
つまり、バイナリーオプションも為替取引なので、使い方を変えればとても強いツールになること間違いなしってことです。
この無料ツールもスマホで確認することはできますが、少し細かい操作も必要となってくるので、スマホではなくパソコンでの使用を私はおすすめしています。
おすすめ無料ツール④ 時間足切替インジケーター
私がおすすめする最後のバイナリーオプション取引に活用できる無料ツールは「時間足切替インジケーター」です。
このツールは時間足毎に割り当てられたキーボードをクリックすると、MT4に表示されている全通貨ペアの時間足が一斉に切り替わるというインジケーターです。
マルチタイムフレームを利用して取引を行なっている方は、瞬時に通貨の相関関係を見極めたり、時間足を切り替える操作自体も非常に簡単になるのでおすすめですよ。
この時間足切替インジケーターは「KOOLトレーダーさん」という、知人の個人投資家の方が無料配布しているオリジナルインジケーターのひとつとなっています。
時間足切替インジケーターを手に入れる方法は、KOOLトレーダーさんのLINEを友達追加してチャンネル登録するだけで可能みたいなので、ぜひ試してみてください。
無料のサインツール(シグナルツール)が勝てない理由
それではこの章からは、今回の記事の本題でもあるサインツール(シグナルツール)の話に軸を戻していくとしましょう。
記事の途中で、サインツールの中には無料で配布されているサインツールも存在するとお伝えしたのは覚えていますか?
サインツールは決して安価ではないため、それが無料で手に入るというはバイナリーオプションの右も左もわからない初心者からすると、非常に嬉しい話ですよね。
ですが、無料という言葉に騙されてはいけません。
無料で配布されているサインツールは、無料で配れるレベルの勝てないサインツールであると考えていた方が良いですし、さらに配布者は別でお金を奪い取ろうとする詐欺師である確率が非常に高いです。
SNSなどで無料のサインツールを利用してしまった方々に色々とご相談を頂きましたが、その内容は以下のようなものでした。
「サインツールを受け取るには、複数のバイナリーオプション業者への口座開設が必要だった。そして、そのツールで大損をした上に高額ツールの購入も勧誘された。」
無料サインツール(シグナルツール)の配布者は、必ずバイナリーオプションの右左もわからない初心者をターゲットにします。
そして、そのターゲットに複数のバイナリーオプション業者に口座を開設させて業者から紹介料を受け取ったり、さらにそのツールで損をしてしまった心に漬け込んで高額ツールを売りつけたりしています。
これが、無料でサインツールを配布している人達、つまり詐欺師の真実なのです。
実際に私も無料サインツールを遊び半分で手に入れたことがありますが、サインツールを開発している側からすると、その内容は頭の良いお猿さんが適当にエントリーしているのと同じくらいのレベルでした。笑
当サイトのこの記事を読んだあなたは、絶対に無料サインツール詐欺の被害者にならないようにお気を付けくださいね。
有料サインツール(シグナルツール)でも詐欺が多い
ここで、残念なお知らせがあります。
自分が使っているサインツールは無料じゃないし、高い金払ったからきっと詐欺じゃないよね〜、なんて思っているあなた。
非常に申し上げにくいですが、バイナリーオプションの有料サインツール(シグナルツール)の中にも、詐欺ツールはしっかりと紛れ込んじゃっているんですよね。
例えば「勝率90%」などという、バカみたいな勝率表記を行なっているサインツールを見たことはありませんか…?
あの勝率って、どこからどこを見て勝率90%と言っているのだと思いますか?
分かりやすい例を挙げると、コインを振って表側になる確率って50%ですよね。
でも、実際にコインを10回振ったら、絶対に5回表が出るなんてことはあり得ません。表が9回出ることもありますし、表が1回しか出ないパターンだってあります。
勝率90%という表記は嘘ではないですが、10万回エントリーの取引勝率が50%のツールでも、短期的に見たら簡単に勝率90%なんて数字は作り出せるわけです。
さらに良いとこだけ見たら、勝率100%なんて数字も謳えてしまいますよね。笑
そして、そのほかにもマーチンゲールという取引方法を用いている場合だと、損益分岐勝率が格段に上がってくるので、勝率が90%あっても損失を出し続けてしまうという状況に陥る可能性だってあります。
こんな風に、嘘ではない言い方を上手く使って、高額なサインツールを売りつけようとする詐欺師は大量に存在します。
Youtubeなどでデカデカと顔出ししている人なら大丈夫なんて思っていたら、すぐ詐欺師の餌食になってしまいますからね。
バイナリーオプション攻略に役立つサインツールを見極める方法9選
では、次にそういったサインツール(シグナルツール)の詐欺に引っかからないようにするために、本当に使えるサインツールを見極める方法をお伝えします。
当サイトでは、過去にバイナリーオプションのサインツールの選び方を別の記事にてご紹介しておりましたが、今記事ではより詳しく解説していきたいと思います。
今回は以下の合計9個の見極め項目を「サインツールの基本情報」と「サインツールのバックテスト情報」に分けてご紹介しますが、どれも一つも欠かしてはならない情報ばかりをピックアップしています。
- 販売者本人の利用
- 販売価格
- マーチンの有無
- バックテスト結果提示
- 適正勝率
- エントリー回数
- ドローダウン確率
- 直近相場へのフィット
- スプレッドへの対策
私は実際にバイナリーオプション取引のサインツール開発を行なっておりますが、正直言って上記の情報が一つでも欠けているサインツールを実際の取引に用いるのは、ギャンブル以外の何物でもありません。
サインツール(シグナルツール)購入を検討中の方は、必ず以下の内容を全て満たしたツールを購入するようにしてくださいね。
また、すでにサインツールを購入してバイナリーオプション取引を行なっている方は、一度取引を中断して販売者に情報の開示をしてもらうようにしてください。
それでは、上から順にそれぞれの項目を細かく確認していくとしましょう。
サインツールの基本情報
判断方法① 販売者本人の利用
バイナリーオプションのサインツール(シグナルツール)購入時にまず初めに確認すべき点は「販売者本人が実際に取引に利用しているツールなのかどうか」です。
販売サインツールを紹介する動画でそのサインツールを利用しているのは当たり前ですが、普段の個人取引でも実際に販売ツールを利用している方は中々いません。
その理由の答えは一つですね?
勝てないからです。
実際の個人バイナリーオプション取引で販売サインツール(シグナルツール)を利用しているかを見極めるのは非常に難しいですが、販売者のSNSなどは可能な限り細かくチェックするようにしてください。
判断方法② 販売価格
本当に勝てるサインツール(シグナルツール)を見極めるために欠かせない事項の二つ目は「サインツールとして適正な販売価格になっているか」です。
この販売価格は安すぎてもいけませんし、もちろん高すぎてもいけません。
ちなみにサインツールの相場価格は10万円から20万円が相場となっています。
安すぎるというのは3万円以下のサインツールで、高すぎるのは20万円以上のサインツールというのが私の感覚ですね。
開発者側に立ったら分かるのですが、勝てるサインツールを開発するには相当な時間と労力が必要となってきます。
それを3万円以下の安価で販売しようとする方は、販売サインツールに対してその時間と労力を費やしていないという証拠になりますので、購入するだけ金の無駄です。
また反対に高額で販売されている方は、高ければ本物だという人間的本能を突いてくる詐欺師によくある手法となっています。
判断方法③ マーチンの有無
次に確認する点は「マーチンゲール手法を用いたサインツールであるか」です。
マーチンゲール手法という取引方法は、負ける度に賭け金を倍に増やしていくというギャンブルによく用いられる手法です。
バイナリーオプション初心者が取引を始めたばかりの頃に、一瞬で資金を溶かしてしまうのはYoutubeの動画などに影響されて、このマーチンゲールという取引方法を実際の取引に用いてしまうからですね。
そんなギャンブル性の高い取引方法を推奨しているサインツール(シグナルツール)販売者は、投資の真髄を知っていると言い難いギャンブラーであることは確実です。
私の周りには投資で多額の資産を築いている方が多くいますが、その方々は「投資に爆益はない」ことを知っており、マーチンゲール手法など絶対に用いておりません。
サインツールのバックテスト情報
判断方法④ バックテスト結果提示
次のバイナリーオプションのサインツール購入時に確認する事項は「バックテスト結果を公開しているか」という点です。
最近になって、このバックテストという言葉はバイナリーオプション業界そのもので多く耳にする機会が増えてきましたね。
それに従って、詐欺師も「バックテスト検証済!」などという言葉を多く用いるようになってきたイメージがあります。
もし仮にバックテストを本当に取っていて本当に高勝率が出ていたとしても、サインツールを開発している側からすると「バックテストで高い勝率が出たから何?その他の情報は?」って感じなんですよね。
その他の情報とは、以下の5点です。
- 適正勝率
- エントリー回数
- ドローダウン確率
- 直近相場へのフィット
- スプレッドへの対策
この情報って、実際にバックテストを取ってサインツールを開発している人しか目を向けられない点になっているんですよね。
正直言って、バックテストで100%近い勝率を出すなんて、めちゃくちゃ簡単にできるんです。ただ、なんの信用性もないですし、私は絶対にそんな取引ノウハウやサインツールは使用しませんけどね。
なので、ただ勝率が高いというだけで、この5点を確認せずサインツール(シグナルツール)を購入してしまうというのは、絶対におすすめしませんので注意が必要です。
あと初めに言っておきますが、現段階でこの情報を全て公開しているサインツール販売者は存在しないので、販売者まで必ず問い合わせるようにしてください。
伝えられた情報は虚偽の可能性も十分にあり得るので、少しでも不安な場合は当サイトの公式ツイッターまでご相談ください。
判断方法⑤ 適正勝率
バックテスト結果の提示があったら、まずは「バイナリーオプション取引の適正勝率であるか」を確認してみてください。
ちなみにバイナリーオプションのサインツールの適正勝率は、勝率50%から乖離10%以内(40%〜60%)程度が適正勝率です。
それ以上の勝率を表記しているサインツール(シグナルツール)は、カーブフィッティングをしている可能性が大変高くなっているか、後にご紹介するスプレッドを鑑みた勝率ではないサインツールでしょう。
カーブフィッテングとは
過去相場にノウハウを対応させ過ぎて、今後の相場でノウハウが効かなくなってしまう現象のこと。
バイナリーオプションのサインツールは、勝率が40%であればその逆方向にエントリーすれば勝率60%になってしまうのも面白いですよね。(スプレッドが無い場合)
なので、勝率30%台の負けまくるツールを作るのは、勝率60%台の勝ちまくるツールを作るのと同じくらい難しい事なんです。
そして、たまに勝率90%というありえない勝率表記を行なっているサインツール販売者も存在しますが、マーチンありきの勝率か虚偽の情報であることが確実なので、まったく当てになりませんからね。
勝率が高すぎる、または反対に低すぎるということには、実は上記のような大きなデメリットが隠されていたりするので、騙されないようにお気を付けください。
判断方法⑥ エントリー回数
次の確認事項は「エントリー回数」です。
エントリー回数はサインツール勝率の信憑性を上げるために非常に重要な項目です。
エントリー回数が極端に少ないサインツールだと、どれだけ高勝率でも検証回数が少なく信憑性に欠けてしまう、またはカーブフィッティングの可能性が高いので、信用ができない情報になってしまいます。
Youtube等で活動している方々は、たった数十回取引をしただけの勝率を大きく打ち出している方もいますが、数万という単位のエントリー回数でないと何の信憑性もありませんから信じてはいけませんよ。
また高勝率でエントリー回数が多過ぎても、それは恐らく実際にバックテストを取っていない詐欺ツールなので要注意です。
高勝率とエントリー回数の両立を実現させるには限界があり、勝率60%サインツールなら多くて1日10回程度のエントリー回数となることを頭に入れておいて下さい。
判断方法⑦ ドローダウン確率
次にバックテスト情報で確認するべき事項は「ドローダウン確率」です。
ドローダウン確率とは、一時的に最大資産から落ち込んだ場合の下落率を表します。
最大連敗数:3回(-30,000円)
最大ドローダウン金額:-41,500円
バックテストを実際に取っていない方やバイナリーオプションを始めたばかりの初心者だと、ドローダウンと最大連敗数を混同してしまう方もいるので注意が必要です。
どれだけ勝率が高かったとしても、このドローダウン確率が高ければ、安定していないサインツールとなってしまうので、実際の取引での使用はおすすめしません。
そして、ドローダウン確率が分かれば、取引金額やドローダウンに耐えうる口座資金額も算出することができるので、サインツールを使用するには必須の情報です。
ですが、このドローダウン確率の情報を公開しているサインツール販売者ってぜんぜんいないんですよね…。みんな本当にサインツールを作ってる?って感じです。
判断方法⑧ 直近相場へのフィット
次のバックテスト情報の確認事項は「きちんと直近相場にフィットできているサインツールであるかどうか」という点です。
以下のバックテスト結果をご覧ください。
過去のあつし初開発サインツール
検証年数:約8年
勝率:約58%
エントリー回数:10回/日
スプレッド:5pips(FX0.5pips)
こちらのサインツールは、私がバックテストを始めた初期の頃に初めて開発したサインツールですが、上記の情報を見てもそこまで悪くない内容となっていますよね。
ですが、資金推移を表した青いグラフの末尾に目を向けてみてください。
直近相場の資金推移が上昇ではなく、平坦なのがはっきりと分かりますよね?
検証年数の勝率内訳
2011年〜2016年:勝率約59%
2017年〜2019年:勝率約54%
検証年数8年と長期間のバックテストを取って勝率が高かったとしても、先程のサインツールのような直近相場へのフィットが甘いサインツールは使い物になりません。
もちろん検証年数も大切ですが「検証結果10年!」とかっていうサインツールも、勝率や取引回数の内訳を見ないと何の役にも立ちませんよってことなんですね。
ちなみに上記のバックテスト結果でもあったように、2017年頃からの相場は非常にボラティリティが減っており、全体的に勝率が上がりにくい相場に変化しています。
なので、販売されている大体のサインツールの勝率は、このように直近が平坦or右肩下がりになっているはずです。笑
判断方法⑨ スプレッドへの対策
最後のサインツール(シグナルツール)確認事項は「スプレッドへの対策」です。
海外バイナリーオプション業者のハイローオーストラリアでは、現在通常のハイロー取引でもトレーダーのエントリーが集中するポイントではスプレッドが発生します。
そして、このスプレッドというものは、サインツールを開発していく上で非常に厄介な存在となってきてしまうのです。
それは、たった1pips(FX0.1pips)のスプレッドを入れるだけで、大幅にサインツール勝率が下がってしまうからなんですね。
例えば、勝率60%のサインツールでもたった3pips(FX0.3pips)のスプレッドを入れただけで、ハイローオーストラリアのハイロー取引損益分岐点の54.05%を切ってしまうなんてこともざらにあります。
なので、サインツールを購入する際は、表記された勝率はスプレッドを鑑みた勝率なのかということを必ず確認してください。
また、すでにスプレッド込みの勝率表記であったとしても、スプレッド何pipsの勝率表記か、また1pips(FX0.1pips)スプレッドを入れたら、大体どれだけの勝率が下がるのかということを確認してください。
既に2pipsのスプレッドを入れて勝率58%であったとしても、更に3pips足した計5pipsのスプレッドにすると、勝率が54%まで下がるサインツール(シグナルツール)なんてめっちゃくちゃありますからね。笑
ちなみにハイローオーストラリアのスプレッドは通貨によって異なりますが、最大で5〜8pipsほどのスプレッドが発生します。
有料ツールをサインツール開発者側の目線で徹底分析評価
バイナリーオプションの勝てるサインツール(シグナルツール)の見極め方は、しっかりと理解することはできましたか?
こんなとこまでチェックするのかという点も多くあったかと思いますが、紹介した情報を満たしたサインツールであれば、バイナリーオプションも攻略可能でしょう。
では、先ほどお伝えした情報を元に、実際にネット上で販売されている有料サインツールを正直に評価していってみましょう。
※以下に記載する内容は、あくまでサインツール開発者の私個人の見解を元に分析した結果であり、良くも悪くもサインツールの信憑性を保障したものではありません。
有料ツール① ネクストレベル
引用元:ネクストレベル販売公式サイト
まず初めに分析する有料サインツールは、主にYoutubeやサイト記事で活動を行なっている有村さんが販売する「ネクストレベル」という有料サインツールです。
一つずつ内容を確認してみます。
販売者本人の利用 | 不明 |
販売価格 | 妥当 |
マーチンの有無 | 無し |
バックテスト結果提示 | 提示なし |
適正勝率 | 不適正 |
エントリー回数 | 不適正 |
ドローダウン確率 | 提示なし |
直近相場へのフィット | 提示なし |
スプレッドへの対策 | 提示なし |
1年間で取引回数が約46,000回、勝率は約77%とという数字が凄まじいですね。
このバックテスト結果を叩き出せるほどの投資技術があれば、世界一の投資家であるウォーレンバフェットの10兆円超えの総資産額を数年で超えることが可能でしょう。
有料ツール② ハーベストツール
引用元:ハーベストツール販売公式サイト
二つ目に分析を行なっていく有料サインツールは、有村さんと同じくYoutubeやサイト記事で活動を行なっているはたけさんが販売する「ハーベストツール」です。
バイナリーオプションに関係ないですが、はたけさんってかなり男前ですよね。笑
販売者本人の利用 | 不明 |
販売価格 | 妥当 |
マーチンの有無 | 有り |
バックテスト結果提示 | 提示なし |
適正勝率 | 不適正 |
エントリー回数 | 不適正 |
ドローダウン確率 | 提示なし |
直近相場へのフィット | 提示なし |
スプレッドへの対策 | 提示なし |
勝率90%!!!
どの期間を元に割り出された数字なのかが一切不明ですが、マーチンありということなのでこういった勝率となるのでしょう。
このサインツールでも、ウォーレンバフェットの10兆円超えの総資産額を数年で超えることが理論上可能となりますね。
たとえ人生を5周したとしても、私にはこういったサインツールを実際に開発する技術は会得できないでしょう…。
有料ツール③ シンギュラリティ
引用元:シンギュラリティ販売公式サイト
最後に紹介するサインツール(シグナルツール)は、主にサイトなどで活動を行なっている松井さんが販売する「シンギュラリティ」という有料サインツールです。
販売者本人の利用 | 不明 |
販売価格 | 妥当 |
マーチンの有無 | どちらでも可 |
バックテスト結果提示 | 提示なし |
適正勝率 | 適正 |
エントリー回数 | 不適正 |
ドローダウン確率 | 提示なし |
直近相場へのフィット | 提示なし |
スプレッドへの対策 | 提示なし |
このサインツールも他の有料サインツールと同様にバックテスト結果が存在しませんでしたが、0マーチンでも勝率65%と高勝率ながら現実味のある勝率表記です。
ただサイト内に提示してある81回と取引回数が極端に少なく、取引期間も穴空きが多いためそこが気になる点ではあります。
購入者の声やエントリー結果は簡単に偽造可能なため私はあくまで補足情報と考えているので、上記で挙げている細かいバックテスト結果の提示があれば、ぜひ購入を検討してみたいと思えるツールですね。
実際にバックテストを取ってみました
今回は合計3つの有料サインツールを分析してみましたが、どれもバックテスト結果の提示がないというのが共通点でしたね。
なので、私がそれぞれのサインツール(シグナルツール)のアロー出現部分を約二ヶ月間という分析時間を費やして徹底分析し、実際にそれぞれの有料サインツールのバックテストを取ってみました!!!
それぞれのサインツールを全て測定してみましたが、その中の一つのサインツールのバックテスト結果が以下となります。
スプレッドを含まずで損益勝率のギリギリ上を行っていますが、直近相場へのフィットはかなりきつい状態ですね…。
それではここに、2pipsのスプレッドを入れて、再度バックテストを取ってみます。
※BOアナライザーの画像ではスプレッド0となっていますが、内部でポートフォリオ用のスプレッドを適用させています。
これがスプレッドの脅威です。
たった2pips(FX0.2pips)のスプレッドを入れるだけで、ノウハウによって資金推移は大幅に減少していくということが初心者の目から見てもはっきりとわかりますよね。
これはあくまで私が個人的にアロー出現部を分析して行なったバックテスト結果なので、サインツール名を提示することはできませんが三種類の有料サインツールの中のいずれかのバックテスト結果です。
こういったサインツール(シグナルツール)も世の中には大変多く出回っていますので、しっかりと今回お伝えした内容はチェックするようにしてくださいね。
※サインツール開発者の私個人が独自にアロー出現部の分析を行って取ったバックテスト結果であり、必ずしもバックテスト結果が正しいと言えるものではありません。
バイナリーオプションの詐欺サインツールの紹介
それでは最後に、ネット上で販売されている有料サインツールの中で、他サイトや個人ブログ等で詐欺ツール確定と噂されているサインツールをいくつか紹介します。
詐欺ツール① SBAサインツール
まず一つ目にご紹介するバイナリーオプションの詐欺サインツールとして扱われているツールは「SBAサインツール」です。
料金は3万円と安価ですし、勝率も90%と何処かで見たようなありえない数字です。
さらにバックテスト結果はもちろん提示がなく、取引回数も1日80本近くの異常なほどの取引回数となっています。
どうやらMT4に元から搭載されているインジケーターを捻らず利用したのみのノウハウになっているようにも見えますね。
これほどの取引回数があり90%という勝率表記は、カーブフィッティングどころか虚偽の可能性しかありえないです。
詐欺ツール② 億千万バイナリー
二つ目にご紹介するバイナリーオプションの詐欺ツールは「億千万バイナリー」という、サインツールではなく取引ノウハウを提供している情報商材になります。
中身を簡単に見てみると、ローソク足の陽線陰線の本数割合は世界の男女比人口のように、同じ本数で増え続けるといった取引ノウハウを提供しているみたいです。
正直言って、無茶苦茶です。笑
バイナリーオプション取引を始めてまだ3日程度の初心者であれば騙されることもあると思いますが、1週間も取引を行えばこの理論の不自然さに気付くはずです。
たしかに陽線陰線割合は実際の取引にも使える取引ノウハウの一つではあります。
ですが、何本前から数えてローソク足の陽線陰線の割合が一定になるのかを見極めるのは難しいですし、恐らく予測出来てもバイナリーオプション取引には向きません。
さらにサイト内に表記してある利益額にもバイナリーオプション取引の仕組みを知らないような不自然な点が多く見られるので、このツールが初心者を騙すためのツールであることはほぼ確定でしょう。
詐欺ツール③ オーバーサイト
最後にご紹介するバイナリーオプション取引の詐欺サインツールは「オーバーサイト」というサインツールになります。
このサインツールは他ツールと比較しても認知度が低く、それに従って情報量も勝率90%というお馴染みの決まり文句しか販売サイト内でも記載がありませんでした。
もちろんバックテスト結果等の報告もなく、サインツールの使用動画をみる限り、エントリー回数がとんでもない数になる取引ノウハウだったので、恐らく勝率50%程度のサインツールとなっているでしょう。
サイト内でモンスターインジケーターという表現がされていましたが、きっとモンスターに資金が食われてしまうことをモチーフとしたサインツールだと思います。笑
まとめ
今回は、バイナリーオプションの勝てるサインツール(シグナルツール)の見極め方や、バイナリーオプションのおすすめ無料ツール、そして実際の有料サインツールの分析評価を徹底解説していきました。
それでは最後に、簡単ではありますが勝てるサインツール(シグナルツール)を見極めるための方法をおさらいしておきます。
- 販売者本人の利用
- 販売価格
- マーチンの有無
- バックテスト結果提示
- 適正勝率
- エントリー回数
- ドローダウン確率
- 直近相場へのフィット
- スプレッドへの対策
バイナリーオプション取引サインツールの開発側の立場から言うと、上記の情報がないサインツールを実際の取引に用いるのは極めて危険な行為と言えるでしょう。
なので、サインツールの購入を検討中の方、または既に有料サインツールを購入して取引を行なっている方は、一度販売者に上記の情報を問い合わせてみてください。
あとは、私がおすすめするバイナリーオプションの有料サインツールをご紹介したいと思っていたのですが、現時点ではどの有料サインツールも情報が薄過ぎて、正確な判断を行うことができませんでした。
なので、また有料サインツールに関する新しい情報が確認できましたら、追記更新を行なっていきたいと思っています。
もしサインツールのことで分からないことがありましたら、当サイトの公式ツイッターまでお気軽にご質問くださいね。
それでは、あつしでした。
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